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J-GLOBAL ID：201102278274090721   整理番号：11A1096754

細胞質分裂及び癌:PoloはROCK「n」Rho(A)を大事にする

Cytokinesis and cancer: Polo loves ROCK’n’ Rho(A)

著者 (5件)： Li Jing (Lab. of Cancer Biology, Coll. of Life Sci., Capital Normal Univ., Beijing) ,  Wang Jue (Lab. of Cancer Biology, Coll. of Life Sci., Capital Normal Univ., Beijing) ,  Jiao Hong (Lab. of Cancer Biology, Coll. of Life Sci., Capital Normal Univ., Beijing) ,  Liao Ji (Lab. of Cancer Biology, Coll. of Life Sci., Capital Normal Univ., Beijing) ,  Xu Xingzhi (Lab. of Cancer Biology, Coll. of Life Sci., Capital Normal Univ., Beijing)
資料名： Journal of Genetics and Genomics  (Journal of Genetics and Genomics)
巻： 37  号： 3  ページ： 159-172  発行年： 2010年 
JST資料番号： C2547A  ISSN： 1673-8527  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 細胞質分裂はM(有糸分裂)期の最終段階であり,それは1つの細胞を2つに正確に分割するために必須である。細胞質分裂の障害はしばしば癌と関連する。細胞質分裂は形態的に4段階に分けられる。すなわち,分裂溝開始,分裂溝進入,中央体形成及びアブシションである。分子研究により,RhoAに加えてそれの調節因子及びエフェクタは細胞質分裂の成功を保証する重要プレーヤーである。同時に,Polo様キナーゼ1(Plk1)は多数の基質を標的化する重要なキナーゼであり,細胞質分裂を含む有糸分裂時に異なる機能を遂行する。近年の研究により,Plk1とRhoAネットワークの間の閉鎖が明らかになりつつある。特に,Plk1はcentralspindlin複合体Cyk4及びMKLP1/CHO1をリン酸化し,それによりそれのホスホペプチド結合BRCTドメインを通してRhoAグアニンヌクレオチド交換因子(GEF)Ect2を動員する。Ect2自身はPlk1によりin vitroリン酸化される。Plk1はもう1つのGEF MyoGEFをリン酸化し,RhoA活性を調節する。活性されると直ぐに,RhoA-GTPはROCK1及びROCK2を含む下流エフェクタを活性化する。ROCK2は巨大なプロテオームスクリーンにおいてPlk1 Polo結合ドメイン(PBD)と結合する蛋白質群の1つであり,Plk1はROCK2をin vitroリン酸化する。細胞質分裂に関与するPlk1,RhoA蛋白質及び他の蛋白質(例えば,NudC,MKLP2,PRC1,CEP55)の間の相互作用の現在の理解について概説した。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST

シソーラス用語： *細胞分裂 ,  腫瘍 ,  *Rhoタンパク質 ,  *タンパク質 ,  細胞構成体 ,  アブシション ,  有糸分裂 ,  リン酸化 ,  タンパク質複合体 ,  セリン/トレオニンキナーゼ ,  酵素活性化 ,  分子間相互作用
準シソーラス用語： *細胞質分裂 ,  *RhoA ,  *Polo様キナーゼ1 ,  分裂溝 ,  中央体 ,  Ect2 ,  ROCK1 ,  ROCK2 ,  蛋白質-蛋白質相互作用

分類 (2件)： 細胞分裂・増殖  (EF02020D) ,  蛋白質・ペプチド一般  (EB03010N)

タイトルに関連する用語 (4件)： 細胞質分裂 ,  癌 ,  Polo ,  ROCK