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J-GLOBAL ID:201102278300467227   整理番号:10A1532505

衝撃溶融を受けたHコンドライトYamato-791088及びLaPaz Ice Field02240の岩石学及び鉱物学

Petrology and mineralogy of the shock-melted H chondrites Yamato-791088 and LaPaz Ice Field 02240
著者 (7件):
資料名:
巻:号:ページ: 558-573  発行年: 2011年01月 
JST資料番号: W2215A  ISSN: 1873-9652  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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2タイプの衝撃溶融を受けたHコンドライト:Yamato(Y)791088及びLaPaz Ice Field(LAP)02240の岩石学及び鉱物学を研究した。Y791088は多数の粗粒の溶け残り相(40%)と衝撃メルトから晶出した自形細粒鉱物(60%)からなり,不完全な溶融を経ていた。静止メルトであったことが,豊富な溶け残り相,仮像のコンドルール,2タイプのガラスの存在から示唆される。LAP02240は少量の粗粒の溶け残り相(~10%)と細粒鉱物(~90%)から成り,ほぼ完全に溶融していた。急速に冷却した運動するメルトであったことが,ガラスの均一な組成及び不透明な脈により示唆される。溶け残りカンラン石の均一な組成は,両方のコンドライトの前駆体は平衡Hコンドライトであることを示す。Y791088とLAP02240の溶融の特徴は,それぞれY790964(LL)及びY790519(LL)の細粒の岩質にきわめて類似する。これらの2タイプの衝撃溶融を受けた普通コンドライトは,おそらく岩脈形成の際に内部で形成したのであろう。静止メルトは,運動するメルト中に衝撃加熱されたコンドライトのブロックが投入されたことから生じたと考えられる。これらの2タイプの溶融は,Hコンドライト母天体上での岩脈形成の際に発生したのであろう。2タイプの衝撃溶融の組織は衝撃溶融の度合いに影響されるだけではなく,剪断応力の度合いにも支配されている。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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流星,すい星,いん石 

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