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J-GLOBAL ID:201102278377440666   整理番号:11A0479093

マトリックス抽出/ストリッピングボルタンメトリーによる鉄鋼中ビスマスの高感度定量

Sensitive Determination of Bismuth in Iron and Steel by Stripping Voltammetry after Extraction of the Matrix
著者 (5件):
資料名:
巻: 97  号:ページ: 85-89 (J-STAGE)  発行年: 2011年 
JST資料番号: F0332A  ISSN: 0021-1575  CODEN: TEHAA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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ビスマスを含むスクラップを用いた鋼精錬工程では,鉄鋼の品質管理のために精確なビスマス分析技術が求められるが,現行法(化物抽出/原子吸光分析方法)では分析感度の不足により要求が満たされていない。本稿では,安価な装置,簡便な操作,高感度などの特長を有するアノーディック・ストリッピングボルタンメトリー(ASV)による鉄鋼中ビスマスの高感度定量を検討した。また,ASV測定に先立つ鉄マトリックスの化学的分離法に4-メチルー2-ペンタノン(MIBK)を用いた液液抽出分離法を適用した。1)MIBK抽出での鉄マトリックス除去後もビスマスの定量性は得られ,また,水相に残存するMIBKのシクロヘキサン抽出除去によりビスマスのピーク高さの改善ができた。2)MIBK抽出とプロピレンジアミン四酢酸の添加により,Sb(III)やCu(II)の妨害を抑制することができた。3)本法により,定量下限は約0.1μgg-1に,感度は約1.8倍向上し,実際の鉄鋼試料中のビスマス定量への適用でも満足な結果が得られた。4)SVに除鉄処理法を組み合わせた手法は,高感度な鋼中微量トランプ元素の化学分析技術として極めて有用である。
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分類 (1件):
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金属,合金の物理分析 
引用文献 (9件):
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