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J-GLOBAL ID：201102278574417390   整理番号：11A1518881

人の動きに伴うドップラーシフトを用いた時空間バーチャルアレーの構成に基づく位置推定アルゴリズム

Localization Algorithm Based on Temporal-Spatial Virtual Array by Using Doppler Shift Associated with Human Activity

著者 (2件)： 岡本佳久 (慶応大 大学院理工学研究科) ,  大槻知明 (慶応大 大学院理工学研究科)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 111  号： 180(RCS2011 111-139)  ページ： 135-140  発行年： 2011年08月18日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年,物体の動きに起因するエコーのドップラー成分を検知し移動体の速度を推定するドップラーレーダが注目されている。ドップラーレーダは人の行動識別にも応用されており,推定したドップラースペクトラムの形から様々な動きを識別できる。また,最小二乗法を用いるとドップラー周波数から移動体の位置も推定できる。しかし,人の動きに起因するドップラー成分は体の各部で異なる値をとるため,アンテナ間で高精度な同期が必要となる。また,最小二乗法ではターゲットの2次元速度ベクトル・2次元位置ベクトルによる4変数走査を行うため,高精度な推定を行う場合,膨大な計算量が必要となる。本稿では,人の行動に依存せず,人とアンテナの相対的な速度関係・位置関係にのみ依存する信号の時空間位相シフト情報を利用して人の位置方向を推定することにより,最小二乗法に比べ少ない計算量で同程度の位置推定精度を達成する位置推定アルゴリズムを提案する。(著者抄録)

シソーラス用語： *Dopplerレーダ ,  スペクトルシフト ,  運動 ,  センサアレイ ,  アルゴリズム ,  到来方向推定 ,  計算量 ,  精度
準シソーラス用語： Dopplerシフト ,  *位置推定 ,  時空間バーチャルアレー ,  人の動き ,  推定アルゴリズム ,  推定精度

分類 (1件)： レーダ  (ND13010H)

引用文献 (11件)：

• LI, G. Bistatic Linear Antenna Array SAR for Moving Target Detection, Location, and Imaging With Two Passive Airborne Radars. IEEE Trans. Geosci. Remote Sens. 2007, 45, 3, 554-565
• TAN, X. Range-Doppler Imaging Via a Train of Probing Pulses. IEEE Trans. Signal Process. 2009, 57, 3, 1084-1097
• YARDIBI, T. Source Localization and Sensing : A Nonparametric Iterative Adaptive Approach Based on Weighted Least Squares. IEEE Trans. Aerosp. Electron. Syst. 2010, 46, 1, 425-443
• ROBERTS, W. Iterative Adaptive Approaches to MIMO Radar Imaging. IEEE Jour. of Selected Topics in Signal Process. 2010, 4, 1, 5-20
• LI, J. Signal Synthesis and Receiver Design for MIMO Radar Imaging. IEEE Trans. Signal Process. 2008, 56, 8, 3959-3968

タイトルに関連する用語 (8件)： 人 ,  動き ,  ドップラーシフト ,  時空間 ,  バーチャル ,  アレー ,  位置推定 ,  アルゴリズム