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J-GLOBAL ID:201102279018474691   整理番号:11A0425107

空気膜二重構造ハウスの利用による施設内環境変化が半促成栽培キュウリの生育および収量に及ぼす影響

Effect of Changing the Environmental Factors in a Greenhouse Covered with Double-Layered Air Inflated Plastic Film on the Growth and Fruit Yield of Cucumber Grown under Semi-forcing Culture
著者 (3件):
資料名:
巻: 10  号:ページ: 49-54 (J-STAGE)  発行年: 2011年 
JST資料番号: L4829A  ISSN: 1347-2658  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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ハウスの保温性を向上させる方法として注目されている空気膜二重構造(空気膜区)が,ハウス内環境と作物の生育・収量に及ぼす影響について,キュウリの半促成栽培において通常のハウス(対照区)と比較した.空気膜区では気温,地温および相対湿度が高く推移したが,透過日射量は対照区よりも低くなった.キュウリの生育および果実収量は,空気膜区が優れた.空気膜区では飽差が低く推移し,気孔コンダクタンスが高くなった.気温および湿度の上昇と飽差の低下によって気孔開度が高まり,光合成速度の向上を促すことで,日射量の減少を補って果実収量が増加したと考えられた.空気膜二重構造ハウスは,燃料消費量の削減と果実収量の増加に大きな効果があると結論される.(著者抄録)
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分類 (2件):
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野菜  ,  作物栽培施設 
引用文献 (19件):
  • 林 真紀夫.2003.保温.p. 116-127.日本施設園芸協会編.5訂版施設園芸ハンドブック.日本施設園芸協会.東京.
  • 平沢 正・飯田幸彦・石原 邦.1988.水稲葉身の拡散伝導度,光合成速度に及ぼす葉の水ポテンシャルと空気湿度の影響の相互関係.日作紀.57: 112-118.
  • 岩崎泰永.2008a.空気膜二重構造ハウスによるキュウリ栽培における暖房用燃料消費量の削減効果.東北農業研究.61: 147-148.
  • 岩崎泰永.2008b.空気膜二重被覆により30%の省エネ,節油効果がある.研究ジャーナル.31(8): 16-20.
  • 岩崎泰永・相澤正樹.2008.30%の省エネ・節油効果が期待できる「空気膜二重被覆」の具体的利用法.第29回施設園芸総合セミナーテキスト.p. 13-19.日本施設園芸協会.東京.
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