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J-GLOBAL ID:201102279060707388   整理番号:11A0996604

機械的ストレス負荷骨芽細胞による破骨細胞分化の調節に関与する機構

Mechanisms involved in regulation of osteoclastic differentiation by mechanical stress-loaded osteoblasts
著者 (9件):
資料名:
巻: 408  号:ページ: 103-109  発行年: 2011年04月29日 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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機械的ストレスは骨のターンオーバーの調節に重要であることが知られているが,詳細な機構は十分に理解されていない。この研究において著者らは,新規な圧縮モデルを用いて骨芽細胞に対する機械的ストレスの作用を調べた。マウス骨芽細胞性MC3T3-E1細胞が三次元(3D)ゲル中に埋め込まれ,48時間にわたり連続的圧縮力(0-10.0g/cm2)下で培養し,培養上清が集められた。RAW264.7細胞が,核因子-κBリガンドの受容体アクチベーター(RANKL)存在下で各種時間培養上清と培養された。培養上清は,腫瘍壊死因子受容体関連因子6(TRAF6)の発現,IκBαのリン酸化及びp50とp65の核輸送のダウンレギュレーションを通して,RANKLにより誘導されたRAW264.7細胞の破骨細胞への分化を阻害することが見出された。興味深いことに,培養上清はまたRANKLに対する高い値の結合活性をもち,RANKLに対するRANKの結合を阻止した。更にRANKLに対する培養上清の結合活性は,3Dゲルが非正準Wnt/Ca2+経路の阻害剤,KN-93を補給されたときに減少された。更にオステオプロテゲリン(OPG)mRNAの発現値は時間及び力依存性様式で増加され,KN-93により著明に抑制された。これらの結果は,機械的ストレスの対象とされた骨芽細胞がRANKLに結合するOPGを産生することを示す。更にこの結合活性はTRAF6及び核因子-κB(NF-κB)シグナリング経路の抑制と通して破骨細胞形成を強く阻害し,機械的ストレスにより誘導されたOPG発現の増強が非正準Wnt/Ca2+経路に依存していることを示唆した。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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動物に対する影響  ,  細胞生理一般 
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