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J-GLOBAL ID:201102279895534271   整理番号:11A1276995

肝細胞における分泌ルシフェラーゼの発現変化によるmiRNA活性をモニターする新規な方法

A novel method for monitoring miRNA activity by expression changes of secreted luciferase gene in live cells
著者 (4件):
資料名:
巻: 26  号:ページ: 809-816  発行年: 2010年 
JST資料番号: C2184A  ISSN: 1000-3061  CODEN: SGXUED  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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Gsensorと命名したプラスミドセンサーに基づいた分泌ルシフェラーゼによる生細胞におけるmiRNA活性を監視する新規な方法を開発した。最初に′′空Gsensor′′としてpAAV2neo-Gluc-MCS-polyAを作製した。挿入されたmiRNA対象に対する多重クローニング部位(CS)を含んでいた。miR142-3p活性を測定するために,pAAV2neo-Gluc-MCS-ployAにひとつまたは3つの相補性のmiR142-3p対象を挿入することによってmiR142-3p Gsensor及びmiR142-3p Gsensor-3を作製した。引き続き,miR142-3p Gsensor及びmR142-3p Gsensor-3を各々U937細胞に形質導入し,形質転換後48時間に上清中のGluc活性を測定した。両方共空のGsensorに比べて,Gluc発現を阻害するmiR142-3p活性を効果的に示した。同時にmiR142-3p Gsensorは,U937細胞に同時形質移入した時,Anti-miR142によってmiR142-3p活性を阻害した。この結果は,GsensorにおけるmiRNA対象のひとつのコピーはmiRNA活性の研究に十分な感度であったことを意味する。時間及び投与量を含むGsensor機能に影響する因子について更なる解析を行い,miR142-p Gsensorによって影響したmiR142-3p活性は,形質転換後48時間以内に上昇しその後安定したことを見出した。0.001~0.05pg/細胞間で変化させた形質転換用量ではその機能には影響しなかった。miR142-3p Gsensorを用いて,HEK293,U937,K562,SP2/0及びP815細胞におけるmiR142-3p活性を検出した。以上の結果から,miR142-p活性は,U937,K562,SP2/0及びP815細胞で高く,HEK293では殆どマイナスであった。HEK293.miR142-3p活性におけるマイナスは,QRT-CR法で測定したHEK293,U937及びK562における相対的コピーと正に相関した。結論として,Gsensorは,生細胞においてmiRNA活性を監視するための効果的なツールになることを証明し,in vitroでのmiRNA活性を監視する新規な方法を提供した。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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バイオアッセイ 

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