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J-GLOBAL ID:201102280155715254   整理番号:11A1031983

膨軟化木材チップを用いた法面緑化地における植生,基盤,土壌生物の変化

著者 (4件):
資料名:
巻: 36  号:ページ: 495-499  発行年: 2011年05月31日 
JST資料番号: Z0839A  ISSN: 0916-7439  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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近年の法面緑化では,堆肥化,チップ化した現地発生木材の基盤材としての活用が行われているが,植物の生育阻害などの問題が懸念される場合があり,導入技術には検討の余地がある。また,緑化目標の達成度は植生調査のみから測られることが多く,基盤や他の生物について経年変化を調べることは少ない。自然回復緑化への施工法の変化に対応するには,基盤や土壌生物の変化について調査し,物質循環系の形成や生物相の多様化といった観点から,法面緑化地を評価することが有効であろう。そこで,膨軟化処理を行った木材チップを施用した法面緑化の特性を,植生,植栽基盤および土壌生物について施工後6年目までの変化を定量的に把握することで検討した。結果として,施工後5ケ月でC/N比が平均約40から約30まで下がり,植生被度は施工後15ケ月で平均70%を超えた。本工法では少なくとも施工後4年で植物量,C/N比は安定したが,施工後3ケ月間の植物量が少ない期間に,窒素溶脱が確認された。微生物活性は施工後一定の値で維持され,植物の増加に伴う物質循環系の形成が推察された。ミミズの増加と基盤の理化学性や植生状況の関係は説明できなかった。(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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土工計画,土工事  ,  公園,造園,緑化 
引用文献 (34件):
  • 青木淳一. 土壌動物を指標とした自然な豊かさ指標評価. 都市化・工業化の動植物影響調査法マニュアル. 1989, 127-143
  • 青木淳一. 土壌動物を用いた環境診断. 自然環境への影響予測. 1995, 197-271
  • 青木淳一. 土壌動物の自然保護. 自然保護ハンドブック. 1998, 692-701
  • BRAUN-BLANQUET, J. Pflanzensoziologie. 1964
  • 土壌環境分析法編集委員会編. 土壌環境分析法. 1997, 222-226
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