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J-GLOBAL ID：201102280189342562   整理番号：11A1312136

マイクロバブル浮上分離挙動の解析に基づく濁質除去性能の評価

Evaluating Removal Performance of Suspended Solids and Turbidity Based on Analysis of Flotation Separation by Micro-bubbles

著者 (4件)： 日高政隆 (日立 日立研 エネルギー・環境研究セ) ,  隅倉みさき (日立 日立研 エネルギー・環境研究セ) ,  信友義弘 (日立 情報制御システム社) ,  舘隆広 (日立 社会・産業インフラシステム社)
資料名： 下水道協会誌  (Journal of Japan Sewage Works Association)
巻： 48  号： 586  ページ： 101-110  発行年： 2011年08月15日 
JST資料番号： S0270A  ISSN： 0021-4639  CODEN： GSKSA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： オゾンによる下水再生処理では,砂ろ過等の前処理による濁質除去工程を省略することが出来れば,設備・運転コストの削減に高い効果が得られる。オゾンマイクロバブルの浮上分離機能を利用し前処理工程を省略した下水再生装置の成立性を評価するため,空気マイクロバブルを用いた実験で濁質除去性能を測定した。また,浮遊物質(SS)粒径の計測結果に基づいて,SS同士が衝突合体し,この合体SSにマイクロバブルが付着し浮上分離する解析モデルを作成し,実験データで検証した。その結果,1)マイクロバブルによるSS除去率は76%に達し,同じ原水SS濃度での砂ろ過の成績例(70%)を超える性能を示した。2)SS最頻径は原水では106μm,処理水では50μmであり,主に粒径50μmを超えるSSが浮上分離された。3)SS除去率の計算値は実験平均値を12%過少評価したが,20μmから50μmの粒径範囲を設定することで実験値の上下限を再現できた。(著者抄録)

シソーラス用語： 懸濁物質 ,  *気泡 ,  *オゾン処理 ,  解析モデル ,  比率 ,  *リサイクル ,  下水処理水 ,  下水処理 ,  粒径 ,  オゾン ,  浮上法
準シソーラス用語： SS【水質】 ,  *マイクロバブル ,  *下水再生 ,  除去率 ,  濁質 ,  微細気泡 ,  浮上分離 ,  浮遊物質

分類 (1件)： 下水,廃水の化学的処理  (SC03050W)

引用文献 (15件)：

• 第3回世界水フォーラム事務局監修. 世界の水と日本. 2002
• 下水道政策研究委員会. 下水道ビジョン2100. 2005
• 国土交通省都市・地域整備局下水道部. 水処理水の再利用水質基準等マニュアル. 2005
• (社) 日本下水道協会. 下水道統計行政編. 2005, 1592-1663
• 隅倉みさき. マイクロバブルを用いた消毒・不活化技術の基礎実験. 第43回下水道研究発表会講演集, 2006. 2006

タイトルに関連する用語 (7件)： マイクロバブル ,  浮上分離 ,  挙動 ,  解析 ,  濁質 ,  除去性能 ,  評価