文献
J-GLOBAL ID:201102280246730337   整理番号:11A0965978

ゼブラフィッシュモノアミンオキシダーゼ(zMAO)の触媒的および阻害剤結合特性:ヒトMAO AとMAO Bとの比較

Catalytic and inhibitor binding properties of zebrafish monoamine oxidase (zMAO): Comparisons with human MAO A and MAO B
著者 (3件):
資料名:
巻: 159  号:ページ: 78-83  発行年: 2011年06月 
JST資料番号: A0956B  ISSN: 1096-4959  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
組換え体ゼブラフィッシュ(Danio rerio)モノアミンオキシダーゼ(zMAO)の基質特異性と阻害剤結合特性の,組換え体ヒトモノアミンオキシダーゼAとB(hMAO AとhMAO B)のそれとの比較研究を報告した。zMAOは,hMAO AあるいはhMAO Bのそれを越えるkcat値で,神経伝達アミン(セロトニン,ドパミンおよびチラミン)を酸化した。この酵素は,非拮抗阻害を示したd-アンフェタミンを除いて,hMAO A選択的可逆阻害剤によって拮抗的に阻害された。この酵素はクロロスチリルカフェインを除いて,ほとんどのMAO B特異的可逆阻害剤と反応しない。zMAOは,2から8にわたるDkcatD(kcat/Km)値を示して,パラ置換ベンジルアミンアナログの酸化を触媒する。構造活性相関は,+1.55±0.34のρ値の電子因子σpを持つlogkcat依存性を示した。この値はhMAO Aのそれと近く,MAO Bとは違っていた。zMAOは,電子的効果(ρ=+1.29±0,31)が観察されたベンジルアミン結合相関において,hMAO AあるいはhMAO Bと異なっていた。これらのデータは,hMAO Aと同様な機能的特性を示し,並びにそれ自身の独特な挙動を示すことを明らかにした。これらの結果は,ヒト疾患状態のゼブラフィッシュモデルにおけるMAO機能の研究に有用であろう。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
酵素生理 
物質索引 (8件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る