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J-GLOBAL ID:201102280430582073   整理番号:11A1535140

距離が合致するシステイン架橋剤での細胞浸透の達成: Mdm2/Mdmxの細胞浸透性ペプチド二元阻害剤への簡便な経路

Achieving cell penetration with distance-matching cysteine cross-linkers: a facile route to cell-permeable peptide dual inhibitors of Mdm2/Mdmx
著者 (5件):
資料名:
巻: 47  号: 33  ページ: 9396-9398  発行年: 2011年09月07日 
JST資料番号: D0376B  ISSN: 1359-7345  CODEN: CHCOFS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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生活性ペプチドの細胞透過性を向上させる手段として硬く疎水性の架橋剤によるへリックス性増加を考えて,i,i+7システイン(Cys)架橋剤としての臭化ビスアリールメチレン(Bar)の設計とペプチドの細胞透過性への効果を報告した。モデルペプチドとしてp53-Mdm2/Mdmx相互作用のペプチド二元阻害剤(PDI)(配列:LTFEHYWAQLTS)の採用を決め,その生活性をあまり損なわずに細胞不浸透性を解消し,架橋用Cysを導入するためにへリックスの溶媒曝露残基の4と11位置をCysに置換したぺプチド(LTFCHYWAQLCS)を調製した。さらにCysをD体に変えたり,正電荷類似体(LTFCRYWARLCS)もした。BarとしてL,L-及びD,L-配置のCys間の距離それぞれ11.9及び 10.9Åに合う4,4′-ビス-ブロモメチル-ビフェニル(Bph)及び6,6′-ビス-ブロモメチル[3,3′]ビピリジン(Bpy)を調べた。調べた中でへリックス性最大に見え,細胞浸透性最高で,細胞毒性がないペプチド(LTFc′′HYWAQLc′′S, c′′はBpy架橋D-Cys)のHeLa細胞内の存在場所を調べた。Mdm2/Mdmxの細胞透過性PDIのi, i+7位置のシステインを架橋させてへリックス性及び生物学的活性の増加とともに細胞透過性の劇的な向上を達成した。
シソーラス用語:
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分類 (1件):
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生理活性ペプチド 

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