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J-GLOBAL ID:201102280501820892   整理番号:11A1026327

イオン性液体での羊毛前処理がプロテアーゼによる羊毛の加水分解に及ぼす影響

Effect of Ionic Liquid Pretreatment on the Hydrolysis of Wool with Protease
著者 (6件):
資料名:
巻: 68  号:ページ: 187-193  発行年: 2010年 
JST資料番号: H0391B  ISSN: 0567-7351  CODEN: HHHPA4  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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イオン性液体(IL)である塩化1-ブチル-3-メチルイミダゾリウム([BMIM]C1)を,プロテアーゼによる羊毛の加水分解効率を改善するための前処理剤として使用した。先ず最初に,IL処理が羊毛繊維の減量,アルカリ溶解性,蛋白質遊離効率およびアミノ酸組成に及ぼす影響を研究した。次に,この改善の機構を,IL処理された羊毛の表面形状,濡れ特性および結晶状構造を通じて更に分析した。結果は,[BMIM]C1前処理が羊毛ケラチンのプロテアーゼ加水分解効率を改善できたことを示した。この[BMIM]C1処理の後には,羊毛繊維の減量が2.68%から4.47%まで改善され,そしてアルカリ溶解牲が11.64%まで増加した。加水分解質溶液の紫外スペクトルは,そのような[BMIM]C1処理後に蛋白質加水分解生成物の遊離がより速く達成できたことを示した。低硫黄アミノ酸および部分的高硫黄アミノ酸のパーセント減少率は,[BMIM]C1処理がプロテアーゼによる羊毛加水分解に大きな影響を及ぼしたことを更に明らかにした。SEM,接触角,およびWAXD分析結果は,[BMIM]C1処理により羊毛内外部構造を変えたことを示した。羊毛のうろこ状表面がある程度損傷を受けたことが濡れ特性の改善および結晶性の低下を引き起こしたのだった。これら全ての変化によりプロテアーゼが羊毛に行き渡りやすくなり,それが酵素加水分解効率の改善に役立った。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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加溶媒分解 
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