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J-GLOBAL ID:201102280991513186   整理番号:11A0691350

繭糸交絡撹拌繰糸法の繰糸条件が生糸特性に及ぼす影響

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資料名:
巻: 19  ページ: 31-36  発行年: 2011年03月15日 
JST資料番号: L3539A  ISSN: 1880-8204  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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繭糸交絡撹絆繰糸法における繰糸条件が,繰製生糸へ及ぼす影響について検討した。併せてその繰製生糸の特性評価を行った。生糸繊度においては,煮繭時間,粒数,ローター回転数,繰糸速度の主効果が非常に大きくなった。交互作用についても,煮繭時間が絡んだ交互作用で1%以上の有意差があり,繭の浮き沈み(浮き繰り,半沈,沈繰)の差異が繊度に大きく影響を及ぼすことが明らかとなった。引張り試験における物性(強度,伸度,ヤング率)については,交互作用の影響はなく,繭糸の絡みに影響を及ぼす煮繭時間,ローター回転数,繰糸速度の影響が大きいことがわかった。本繰糸方法では,原料繭の煮繭時間が生糸繊度の増減に大きく関わっており,一般的な自動繰糸機と繊度管理上のポイントが異なる部分も多く,その生糸物性についても煮繭条件の影響が大きいことから,目的の太繊度生糸繰製には煮繭条件の最適化を行うことが重要とした。本繰糸法によって繰製された生糸は柔らかくソフト感に富む特性を有する絹糸と評価したが,糸条を構成する繭糸の絡み状態すなわち糸条形態の解明を煮繭条件との関連から追究の要があるとした。(著者抄録)
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