文献

J-GLOBAL ID：201102281160000529   整理番号：11A0129574

溶媒和金属イオンの気相赤外分光

Gas-phase Infrared Spectroscopy of Solvated Metal Ions

著者 (1件)： 大橋和彦 (九大 大学院理学研究院)
資料名： 分光研究  (Journal of the Spectroscopical Society of Japan)
巻： 59  号： 6  ページ： 268-284  発行年： 2010年12月15日 
JST資料番号： F0007A  ISSN： 0038-7002  CODEN： BUKKAT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 溶媒和金属イオンの気相赤外分光に関して先行研究を概観した後,筆者らの研究として次について述べた。1)実験および理論計算の概要,2)典型金属元素(Mg⁺,Al⁺),3)遷移金属元素(貴金属イオンの水和,他の遷移金属イオンの水和,貴金属イオンのアンモニア溶媒和,他の遷移金属イオンのアンモニア溶媒和)4)全体を通しての考察(溶媒分子による配位数の違い,気相中および液体中における拡散,構造異性体分布に及ぼす温度の影響)。

シソーラス用語： *金属イオン ,  配位子 ,  *溶媒和 ,  振動分光法 ,  密度汎関数法 ,  *赤外分光分析 ,  配位化合物 ,  赤外スペクトル ,  分子振動 ,  クラスタ分子 ,  分子構造 ,  水 ,  アンモニア ,  溶媒和物 ,  電子構造 ,  価電子 ,  温度依存性 ,  構造異性体 ,  錯体
準シソーラス用語： 配位構造

分類 (3件)： 無機化合物の物理分析  (CC03024P) ,  分子化合物  (CE02000C) ,  錯体の赤外・Ramanスペクトル(分子)  (BH06034J)

引用文献 (99件)：

• 日本化学会編. イオンと溶媒. 1976
• 横山晴彦. 季刊化学総説. 1995, 25, 30
• RICHENS, D. T. The Chemistry of Aqua Ions. 1997
• BURGESS, J. Ions in Solution. 2000
• OHTAKI, H. Chem. Rev. 1993, 93, 1157

タイトルに関連する用語 (4件)： 溶媒和 ,  金属イオン ,  気相 ,  赤外分光