抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
丸の内熱供給は,大手町・丸の内・有楽町・内幸町・青山地区で熱供給事業を行っており,全エリア内に17カ所の地域冷暖房プラントが設置されている。現在,大手町の再開発に合わせて,冷水専用サブプラント10,076RTを建設中である。丸の内2丁目計画サブプラントでは,オール電動系冷凍機とし,低負荷対応にインバータ制御を積極的に導入し,隣接する吸収冷凍機主体の東京ビルサブプラントとの冷水連携を行い,エネルギーの面的利用を図り,更なる環境負荷低減,省エネルギーを期待している。大手町第二地区再開発サブプラントでは,通年冷房需要がある地域導管との冷水連携により,地域全体では冬期でも安定した冷水供給需要を見込む事ができる地域冷暖房の特質を利用して,高効率熱回収型ターボ冷凍機にて冷水製造をしながら冷房排熱を利用して温水を製造し,プラントCOP1.2を超える高効率を目指す。2050年に温室効果ガス半減を視野に入れた千代田区行動計画に準じ,環境性に優れた地域冷暖房事業を展開し,大手町・丸の内・有楽町地区のクリーンな街づくりの一翼を担うことが丸の内熱供給の使命と考えている。