抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本研究は,東京都のNTTタウンページデータベースに掲載されている164種類の約25万店舗に対し,近接性と集積量の2基準から商業集積地を設定し,GISを利用して商業集積地の規模,機能構成,分布を解明することを目的とする。東京都では1,143の商業集積地が設定され,規模に基づき5階層に区分された。最高位の商業集積地数は10,高位が13,上位が46,中位が269,低位が805識別された。階層ごとに商業集積地の機能構成を分析した結果,階層の制約を受けて立地する機能が125種類存在した。階層の制約を受けずに立地する店舗種類は39種類見出され,いずれの階層においても店舗の約40%を占めていた。さらに,立地パターンとしては,区部では最高位・高位・上位の商業集積地は分散分布をとり,区部と多摩地域の低位の商業集積地は,集塊分布であった。また,豊島区を例に,供給の地理を商店街レベルと店舗レベルで再現できた。(著者抄録)