文献

J-GLOBAL ID：201102281250947240   整理番号：11A0132515

廃水中の農薬及びフェノール性汚染物質の不均一系光触媒分解に及ぼすパラメータの影響

Influence of parameters on the heterogeneous photocatalytic degradation of pesticides and phenolic contaminants in wastewater: A short review

著者 (4件)： AHMED Saber (Centre for Plant and Water Sci., Fac. of Sciences, Engineering and Health, CQ Univ., QLD 4702, AUS) ,  RASUL M.g. (Centre for Plant and Water Sci., Fac. of Sciences, Engineering and Health, CQ Univ., QLD 4702, AUS) ,  BROWN R. (Queensland Univ. of Technol., School of Engineering Systems, AUS) ,  HASHIB M.a. (Dept. of Ecological Engineering, Toyohashi Univ. of Technol., JPN)
資料名： Journal of Environmental Management  (Journal of Environmental Management)
巻： 92  号： 3  ページ： 311-330  発行年： 2011年03月 
JST資料番号： H0435B  ISSN： 0301-4797  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 近年,不均一系光触媒による水浄化プロセスが広く関心を集めている。それは,その残留性有機化合物の分解と無機化における有効性と太陽のUVと可視光スペクトルを利用できる可能性に由来する。本報は,雨水及び廃水中に卓越する農薬とフェノール化合物の二酸化チタン(TiO₂)による光触媒酸化に関する最近の研究をレビューし総括することを目的とする。農薬とフェノール類の光触媒分解に対する種々の操作パラメータの効果を議論する。結果は,有機化合物の光触媒分解が光触媒のタイプと組成,光強度,初期基質濃度,触媒量,反応媒質のpH,水中のイオン成分,溶媒のタイプ,酸化剤/電子受容体,触媒適用モード,及び水環境におけるか焼温度に依存することを示唆する。多くの研究が金属,非金属及びイオンドーピングによるTiO₂光触媒の強化に焦点を絞ってきた。本レビューでは,種々の農薬及びフェノール類の分解のためのTiO₂光触媒の最近の開発も強調する。文献調査から,光触媒反応は種々の有機汚染物質を除去するための大きな可能性を有するが,商業規模でのこの技術の実際的利用性を決定する必要性が依然として存在する。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *農薬 ,  *フェノール類 ,  廃水処理 ,  光触媒 ,  *光触媒反応 ,  接触分解 ,  酸化 ,  触媒 ,  不均一系反応 ,  酸化チタン ,  パラメータ ,  パラメトリック効果 ,  技術展望 ,  文献展望 ,  *光触媒分解 ,  不均一系触媒 ,  二酸化チタン

分類 (4件)： 下水,廃水の化学的処理  (SC03050W) ,  光化学反応  (CB08020F) ,  農薬  (SB05030L) ,  その他の汚染原因物質  (SB05040W)

タイトルに関連する用語 (7件)： 廃水 ,  農薬 ,  フェノール ,  汚染物質 ,  不均一系 ,  光触媒分解 ,  パラメータ