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J-GLOBAL ID：201102281377204084   整理番号：11A1096768

SNF1関連キナーゼのPKS5はNPR1と相互作用及びリン酸化し,WRKY38及びWRKY62の発現を調節する

PKS5,a SNF1-related kinase,interacts with and phosphorylates NPR1,and modulates expression of WRKY38 and WRKY62

著者 (4件)： Xie Changgen (Coll. of Life Sciences; Peking Univ., Beijing) ,  Zhou Xiaona (National Inst. of Biological Sciences, Beijing) ,  Deng Xingwang (Coll. of Life Sciences; Peking Univ., Beijing) ,  Guo Yan (National Inst. of Biological Sciences, Beijing)
資料名： Journal of Genetics and Genomics  (Journal of Genetics and Genomics)
巻： 37  号： 6  ページ： 359-369  発行年： 2010年 
JST資料番号： C2547A  ISSN： 1673-8527  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： NPR1(病因関連遺伝子1の非発現体)は植物防御の主要なコアクチベータである。NPR1のリン酸化はそれの活性の微調整において重要な役割を果たすが,このような修飾に応答するキナーゼは特性化されていない。ここに,NPR1はPKS5(SOS2様蛋白質キナーゼ5)と相互作用することを示した。NPR1のAKR(アンキリン反復)モチーフはこの相互作用に必要であった。PKS5はC末端領域でNPR1をリン酸化した。PKS5の発現はPseudomonas syringae pv.tomato DC3000により速やかに誘導された。2つのNPR1標的遺伝子WRKY38及びWRKY62の発現レベルは,pks5変異体において低減及び/または遅延した。さらに,WRKY38及びWRKY62の発現はnpr1-1のそれと比較してnpr1-1pks5-1二重変異体において類似パターンを示した。これらの結果から,PKS5はNPR1の上流で機能し,NPR1と相互作用及びリン酸化することによりWRKY38及びWRKY62の発現を仲介することを示唆した。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST

シソーラス用語： *タンパク質キナーゼ ,  *情報伝達受容体 ,  リン酸化 ,  遺伝子 ,  分子間相互作用 ,  アミノ酸配列 ,  Pseudomonas syringae ,  植物病原菌 ,  *生体防御 ,  植物病害
準シソーラス用語： *PKS5 ,  SNF1関連キナーゼ ,  *NPR1 ,  WRKY38遺伝子 ,  WRKY62遺伝子 ,  蛋白質相互作用 ,  アンキリン反復 ,  Pseudomonas syringae pv.tomato

分類 (3件)： 酵素一般  (EB09010D) ,  細胞膜の受容体  (EF04030C) ,  植物の生化学  (EH01050J)

タイトルに関連する用語 (7件)： SNF1 ,  キナーゼ ,  NPR1 ,  相互作用 ,  リン酸化 ,  発現 ,  調節