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J-GLOBAL ID:201102281383721481   整理番号:11A0821189

デザイン開発におけるポジショニング分析の活用-ガウス関数を用いた選好回帰分析の試行-

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巻: 10  号:ページ: 193-203  発行年: 2011年03月 
JST資料番号: L7658A  ISSN: 1884-0833  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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製品やサービスが顧客にどのように知覚され,市場の中でどのような位置づけにあるのかをポジショニングマップ(知覚マップ)として表現し,競争で優位に立つための方向性を検討する際にポジショニング分析が用いられる.ポジショニング分析は,デザインの比較・評価や方向付けにおいても有用な手法の1つであり,デザイン開発の現場ではよく用いられる。その一つに,スケッチやモックアップを代表的な顧客に提示して,その印象や魅力を聞く,調査に基づく分析があり,分析法としてコレスポンデンス分析を用いることが多い。これは,デザインと印象(イメージ語)に関する集計表があれば分析できる手軽さと,デザインと印象の類似度や関連の深さを把握することができるためである。本論文では,調査に基づいて行うポジショニング分析において,コレスポンデンス分析で得られた知覚マップに,回答者の選好の変化を重ね合わせて図示することで,顧客に最も好まれるデザインの位置を可視化してデザイン開発を支援する方法を提案した。そして,デザインとイメージ語とを対応付けるデータを用いてコレスポンデンス分析により作成した知覚マップに対し,選好を外挿してデザインの位置付けや今後の方向性を検討できるようにするため,2次元ガウス分布の確率密度関数に似た関数を選好関数として用いるガウスモデルを考案した。このモデルの有用性を検証するために実験を行った。その結果,ガウスモデルによる分析は,デザイナーがポジショニング分析をする際の要件を満たし,デザイン開発に役立つ知見が得られた.また,ガウスモデルの性能を発揮するためには,選好回答に指数関数的な重みを与えるのが良く,経験的に選好を3~10乗じて用いるとよいことが分かった。
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分類 (2件):
分類
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市場調査,広告  ,  統計学 
引用文献 (20件):
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