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J-GLOBAL ID：201102281497505215   整理番号：11A1863869

キイロスズメバチにおける特徴的反復配列を持つスズメバチ絹遺伝子の同定

Identification of hornet silk gene with a characteristic repetitive sequence in Vespa simillima xanthoptera

著者 (4件)： KAMEDA Tsunenori ,  KOJIMA Katsura ,  ZHANG Qiang ,  SEZUTSU Hideki
資料名： Comparative Biochemistry and Physiology. B. Biochemistry and Molecular Biology  (Comparative Biochemistry and Physiology. B. Biochemistry and Molecular Biology)
巻： 161  号： 1  ページ： 17-24  発行年： 2012年01月 
JST資料番号： A0956B  ISSN： 1096-4959  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Vssilk5はキイロスズメバチ(Vespa simillima, Vespinae, Vespidae)の幼虫により産生される絹の成分蛋白質をコードする遺伝子である。本研究において,Vssilk5の完全なcDNA配列を推定した。キイロスズメバチの繭の中にある,2つの絹蛋白質Vssilk5NとVssilk5CはどちらもVssilk5遺伝子にコードされる。Vssilk5Nと5CはそれぞれVssilk5プロ蛋白質(Vssilk5p)のN末端とC末端領域にある。Vssilk5NとVssilk5Cの完全アミノ酸配列を推定した。非反復アミノ酸配列及びコイルドコイル構造はApocritaの社会的スーパーファミリーApoideaとVespoideaの幼虫により産生される絹蛋白質の主要成分に共通した特性であるが,Vssilk5Cのほぼ完全な配列はアミノ酸の反復配列から成り,計算したこの蛋白質に対するコイルドコイル確率は低かった。Vssilk5Nは反復アミノ酸配列を持たない蛋白質であり,コイルドコイル確率は低かった。その上,Vssilk5C由来で,恐らく分割されたであろう水溶性蛋白質で,Vssilk5Cと同じN末端配列を含有するVssilk5Sを発見した。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *スズメバチ科 ,  アミノ酸配列 ,  幼虫 ,  ヌクレオチド配列 ,  *遺伝子 ,  超螺旋 ,  アミノ酸組成 ,  繭 ,  タンパク質 ,  絹
準シソーラス用語： cDNA配列 ,  Vespa simillima xanthoptera ,  *Vssilk5遺伝子 ,  アミノ酸反復配列 ,  *キイロスズメバチ ,  水溶性蛋白質

分類 (2件)： 動物の生化学  (EJ01050P) ,  遺伝子の構造と化学  (EC02020U)

タイトルに関連する用語 (6件)： キイロスズメバチ ,  反復配列 ,  スズメバチ ,  絹 ,  遺伝子 ,  同定