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J-GLOBAL ID：201102281521367562   整理番号：11A0181447

DNAトランスポゾンのHermesはin vivoでDNAのヌクレオソームのない領域内に挿入する

DNA transposon Hermes inserts into DNA in nucleosome-free regions in vivo

著者 (6件)： GANGADHARAN Sunil (Johns Hopkins Univ. School of Medicine, MD) ,  MULARONI Loris (Johns Hopkins Univ. School of Medicine, MD) ,  FAIN-THORNTON Jennifer (Johns Hopkins Univ. School of Medicine, MD) ,  FAIN-THORNTON Jennifer (Stevenson Univ., MD) ,  WHEELAN Sarah J. (Johns Hopkins Univ. School of Medicine, MD) ,  CRAIG Nancy L. (Johns Hopkins Univ. School of Medicine, MD)
資料名： Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America  (Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America)
巻： 107  号： 51  ページ： 21966-21972  発行年： 2010年12月21日 
JST資料番号： D0387A  ISSN： 0027-8424  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 大規模並行配列決定法を用いて,出芽酵母Saccharomyces cerevisiaeゲノムにおけるHermes挿入部位を解析した。単離ゲノムを用いたin vitro解析によって178,607の挿入部位を同定し,それらがGCを多く含む領域に分布することを示した。in vivo解析によって175,600の挿入部位を同定し,それらがヌクレオソームのない領域(NFR)として知られる,遺伝子の5′端と3′端に近い遺伝子間領域に多く分布することを示した。Hermes挿入部位の上流と下流それぞれ約200bpではヌクレオチド構成に偏りが見られた。GCを多く含む領域においてHermes挿入部位はクラスターを形成することが分かった。in vivoにおいてHermes挿入部位を決定する主な要因は標的DNAへの到達性であると考えられた。

シソーラス用語： *トランスポゾン ,  Saccharomyces cerevisiae ,  挿入突然変異 ,  トランスポザーゼ ,  ヌクレオソーム ,  クラスタ形成 ,  組込【遺伝】 ,  DNA【核酸】 ,  ターゲット
準シソーラス用語： *Hermes ,  *挿入部位 ,  遺伝子間領域

分類 (2件)： 遺伝子の構造と化学  (EC02020U) ,  微生物の生化学  (EG03020N)

タイトルに関連する用語 (3件)： DNA ,  トランスポゾン ,  ヌクレオソーム