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J-GLOBAL ID：201102281607648076   整理番号：11A1301643

遺伝子増幅および殺虫剤抵抗性

Gene amplification and insecticide resistance

著者 (2件)： BASS Chris (Rothamsted Res., Herts, GBR) ,  FIELD Linda M (Rothamsted Res., Herts, GBR)
資料名： Pest Management Science  (Pest Management Science)
巻： 67  号： 8  ページ： 886-890  発行年： 2011年08月 
JST資料番号： C0146B  ISSN： 1526-498X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 節足動物の農薬耐性の発達は,主として,代謝酵素の過剰生産および標的蛋白質変異の,2種類の機構によっている。前者は薬物の代謝速度に,後者は農薬の感受性に関与している。特に前者に関与する酵素にはエステラーゼ,グルタチオンS-トランスフェラーゼ,およびチトクロームP450モノオキシゲナーゼなどがある。最近では,農薬耐性には,農薬が,その代謝酵素および標的蛋白質遺伝子の複製や増幅に影響するという観点からの研究が行われている。標的蛋白質遺伝子の複製促進は,例えば,シクロジエン類の標的である,GABA受容体サブユニット遺伝子について発見された。AChEの標的蛋白質の複製や,増幅に関する研究も盛んに行われている。

シソーラス用語： *農薬耐性 ,  ターゲット ,  *遺伝子増幅 ,  *節足動物 ,  農薬代謝 ,  酵素 ,  薬剤感受性 ,  エステル結合ヒドロラーゼ ,  グルタチオントランスフェラーゼ ,  モノオキシゲナーゼ ,  複製【遺伝】 ,  GABA受容体 ,  アセチルコリンエステラーゼ ,  殺ダニ剤 ,  タンパク質
準シソーラス用語： エステラーゼ ,  グルタチオンS-トランスフェラーゼ ,  チトクロームP450モノオキシゲナーゼ ,  *殺虫剤抵抗性 ,  代謝酵素 ,  標的蛋白質

分類 (3件)： 昆虫・ダニによる植物被害  (FC04072U) ,  害虫に対する農薬  (FB06020U) ,  遺伝子の複製  (EC02030F)

タイトルに関連する用語 (2件)： 遺伝子増幅 ,  殺虫剤抵抗性