抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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同じ試験日における泌乳量と体細胞スコア(SCS)の表現型の間の再帰的結合を用いた有限混合,多形質,ランダム回帰動物モデルを第一泌乳期カナダ産ホルスタインデータに適用した。全モデルは分娩クラスの分娩期における地域-年齢と変量係数をもつ不変環境回帰において固定群の試験日効果と固定回帰を包含した。泌乳量とSCSの表現型の間の因果関係は,健康なウシの記録,乳腺炎の推定上無症状形態をもつウシの記録に対して個別に適合した。ギブスサンプリングによるベイズ法はモデルパラメータの推定に用いた。ベイズ係数は相互再帰的モデルと標準多形質モデルで乳汁からSCSまでの再帰的結合によってモデルのシュペリオリティを示した。他の単一形質モデル比較基準(即ち,重量平均平方誤差,平方バイアス及び観察した予想データの間の相関性)で測定したモデル間の相違は無視できた。試験日記録のおよそ20%は再帰的混合モデルにおける乳腺炎のウシを起源とするものとして分類した。乳腺炎に感染したウシの記録の割合は泌乳期の開始が最大であった。再帰的混合モデルは,泌乳期の異なる部分で感染したウシと健康なウシの異なる分布を示した。SCS(搾乳後5から45日までの健康なウシで乳汁の毎キログラム最大-0.15スコアポイント)に対する乳汁の負の効果は最も信頼できそうなモデルで泌乳期の全段階で両方の混合物成分(健康と感染)について推定した。この効果の大きさは乳腺炎に感染したウシより嫌気なウシで強かった。混合要素の間に構造係数の異質性に起因する,健康及び感染した記録について乳汁とSCSの間の遺伝的及び環境的相関の異なるパターンを解明した。感染した娘核種の雄親に良く適合したモデルからSCSの推定育種価は,乳腺炎フリーウシの雄親での評価より定型的多形質モデル由来の同じ形質に対しての推定育種価とより関係性があった。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.