抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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秋田港の防波堤の港内側に沿って設置された長周期波対策施設の前後で水位と流速などの現地観測を実施し,傾斜堤タイプの長周期波対策施設の長周期波に対する反射率を推定した。また,ブシネスク方程式を用いた波浪解析により,現状および将来の施設整備の進捗に応じた長周期波に対する静穏度について検討した。さらに,港内長周期波対策施設の静穏度向上効果について調べた。その結果,長周期波対策施設の反射率は,周期80sに対して0.91~0.97の間であった。また,計画している長周期波対策施設の設置が完了する港形では,その施設がなかった時の港形に比べて荷役稼働率が5%以上向上することがわかった。さらに,長周期波対策施設を拡幅または延伸することで,静穏度をより向上させることができることも確認できた。