抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
調理時に発生するオイルミストの粒度分布をMPS社のWPSおよびTSI社のSMPS/APS測定システムを用いて計測した。そこで得られた主な知見は以下の通り。1)オイルミストの粒子数濃度の粒度分布はほぼ対数正規分布となるが,質量濃度の粒度分布は複数のピークを持つ。2)殆どのオイルミスト粒径は1μ以下であるが,質量的には大径ミストの割合が高い。3)WPSとSMPS/APSの測定結果に大きな差異は無い。4)模擬実験における粒度分布は実調理時にほぼ対応できる。5)乱流凝集モデルの解析結果によれば通常状態では凝集を考慮する必要は殆どない。6)オイルミストの壁面からの脱着は極めて少なく,この点に関しては壁面をPerfect Sinkと見なしてもよい。