抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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La
0.6Sr
0.4FeO
3-δの酸素非化学量論を熱重量分析及び電量滴定により中温(773~1173K),1barから分解酸素分圧で測定した。ABO
3ペロブスカイト相の分解は低酸素分圧(10
-20 bar以下)で起こることが分かった。雰囲気制御高温XRD設備を用いて,菱面体格子定数を10
-4~1bar及び773~1173Kで得た。菱面体から立方晶への相転移は高温かつδ=[Sr]/2で平坦域に近いδで起こることが予測されると考えられる。格子膨張を酸素非化学量論データを含む格子定数と組合せて純熱及び化学誘起膨張に分離した。線熱膨張はα
th=11.052・10
-6K
-1の純熱膨張係数とα
chem=1.994・10
-2の化学膨張係数により公式化した。この結果をy=0.2-0.8のLa
0.6Sr
0.4Co
1-yFe
yO
3-δで得られた過去のデータと比較した。La
0.6Sr
0.4FeO
3-δは最大熱化学安定性を示すことを確認した。La
0.6Sr
0.4Co
1-yFe
yO
3-δの化学膨張は鉄含量によりほとんど影響されないと思われるが,熱膨張係数はLa
0.6Sr
0.4FeO
3-δで最低であった。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.