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J-GLOBAL ID:201102282288580206   整理番号:11A0130603

原子論的計算による2元合金ナノ粒子の構造と磁性の化学的な傾向

Chemical trends in structure and magnetism of bimetallic nanoparticles from atomistic calculations
著者 (1件):
資料名:
巻: 43  号: 47  ページ: 474008,1-11  発行年: 2010年12月01日 
JST資料番号: B0092B  ISSN: 0022-3727  CODEN: JPAPBE  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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構成元素の違いによる特性の変化の系統的な描像を得るため,密度汎関数理論を用いた大規模第1原理計算により,561個の原子のナノ粒子の構造と磁性を調べた。調べた合金は,規則および不規則構造,立方8面体,正20面体および10面体の形態を有するA26B296組成からなるものである。ここで,AはMn,Fe,Coの一つおよびBはPtであるとともに,さらに,A=FeでB=Ni,Pd,Pt,Ir,Auである。Fe-Ir,Fe-Pd,Co-PtはFe-Ptと比べて,多重双晶構造を作りやすく,表面に重元素が偏析しやすい。後者の傾向はFe-Auにも当てはまるが,正20面体と結晶のエネルギーは非常に近かった。Mn-Ptのみは多重双晶構造の形成が実効的に抑制される。価電子濃度の減少と結びついて,Mn-PtおよびIr-Feは強い反強磁性秩序を好む。構造と磁性の傾向は,元素と格子サイトに依存した電子状態密度の特徴の変化と関係している。
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分類 (2件):
分類
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その他の光物性  ,  金属結晶の磁性 

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