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J-GLOBAL ID:201102282373543824   整理番号:11A1520945

エンドウの単一サブユニットMCM6は収穫に影響せずに塩ストレス耐性を促進する

A single subunit MCM6 from pea promotes salinity stress tolerance without affecting yield
著者 (8件):
資料名:
巻: 76  号: 1-2  ページ: 19-34  発行年: 2011年05月 
JST資料番号: W0811A  ISSN: 0167-4412  CODEN: PMBIDB  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ヘテロ六量体ミニ染色体メンテナンス(MCM2-7)-蛋白質を含む真核生物前複製可能複合体(プレRC)は,ゲノム中のDNAが細胞分裂周期につき一度だけ複製されることを確実にする。MCMsはDNA複製の間DNAを解く機能を提供する。MCM蛋白質が細胞分裂において重要な役割を演じ,ストレス状況の間影響を受ける以上,植物でのそれらの過剰発現はストレス耐性を助長するであろう。しかし,植物の非生物的なストレス耐性におけるMCMsの役割はこれまで報告されていない。本研究において,筆者らは以下について報告した。a)MCM6のコピーは,エンドウ植物で高い塩分と低温ストレスに応じて上方制御されるが,ABA,かんばつ,熱ストレスではされない。b)タバコ植物のconstitutiveカリフラワー・モザイクウイルス-35Sのプロモーターによって引き起こされるMCM6過剰発現は塩分耐性を与える。T1遺伝子導入植物は連続塩分ストレス下で収穫を減らすことなく成熟し生育できる種をセットすることができた。塩分環境で育ったT1遺伝子導入植物においてNa+イオンは野生型(WT)植物と比較してT1遺伝子導入ラインの種でなく成熟した葉に蓄積していることが観察された。WT植物と比較しT1遺伝子導入植物は塩分ストレス状態でより良い成長を示した。さらにT1遺伝子導入植物はWT植物と比較し高いレベルの葉葉緑素含有量,正味の光合成速度,より高い乾物質蓄積,200mMのNaClでの収量を維持した。耐性インデックスデータはWTに比較してT1遺伝子導入植物でより良い塩耐性能力を示した。これらの結果は単一サブユニットMCM6の過剰発現が歩留まりの低下なしで塩分ストレス寛容性を与えるという最初の直接的な証拠を提供した。塩分耐性の可能性があるメカニズムについて議論した。これらの調査結果はDNA複製機構が収穫植物でストレス耐性の促進に利用されることができることを示唆した。Copyright 2011 Springer Science+Business Media B.V. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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植物に対する影響  ,  豆類 

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