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J-GLOBAL ID:201102282407964719   整理番号:11A1044088

ラット腎臓中マクロファージによる結石結晶輸送のメカニズムに関する初期研究

A primary study on the mechanisms of calculus crystal transport by macraphage in rat’s kidney
著者 (4件):
資料名:
巻: 31  号:ページ: 88-91  発行年: 2010年 
JST資料番号: C2320A  ISSN: 1000-6702  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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【目的】腎臓中マクロファージによる結石結晶輸送のメカニズムを研究する。【方法】高しゅう酸塩尿ラットモデルを,飲用水中に1%のエチレングリコールと1%の塩化アンモニウムを投与することにより確立した。24時間ラット尿を採取し,泌尿器しゅう酸塩をイオンクロマトグラフィーを用いて分析した。腎臓中オステオポンチンとマクロファージ発現と位置を,免疫組織化学を用いて観察した。尿細管上皮細胞と間質の基底膜におけるマクロファージと結石結晶を観察した。【結果】尿中シュウ酸濃度は,5群間で(0.22±0.13),(0.29±0.08),(0.50±0.26),(0.41±0.22),(0.25±0.12)ng/mlであった。オステオポンチン発現は,それぞれ0.25±0.09,0.37±0.10,0.23±0.08,0.19±0.02,0.16±0.04であった。オステオポンチン発現は,尿中シュウ酸濃度と正の相関があった(r=0.887,P<0.05)。尿細管上皮細胞の基底膜におけるマクロファージは,それぞれ0.19±0.06,0.27±0.04,0.16±0.03,0.18±0.03,0.12±0.08であった。マクロファージ分布は,オステオポンチン発現とポジティブに関連していた(r=0.596,P<0.05)。マクロファージは,道管からヘンレのループの基底膜へ動き,結石を崩壊させ放出させた。【結語】マクロファージはヘンレのループの基底膜において腎臓中結石結晶輸送で一役を担っている可能性があり,ランドル血小板ソースである可能性がある。本プロセスは,オステオポンチンによって媒介されると考えられる。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (1件):
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泌尿生殖器の基礎医学 

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