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J-GLOBAL ID：201102282473833854   整理番号：11A1022355

安定な単鎖T細胞受容体の発現が可能なヒト可変領域の同定と遺伝子操作

Identification and engineering of human variable regions that allow expression of stable single-chain T cell receptors

著者 (6件)： AGGEN David H. (Univ. Illinois at Urbana-Champaign, IL, USA) ,  CHERVIN Adam S. (Univ. Illinois at Urbana-Champaign, IL, USA) ,  INSAIDOO Francis K. (Univ. Notre Dame, IN, USA) ,  PIEPENBRINK Kurt H. (Univ. Notre Dame, IN, USA) ,  BAKER Brian M. (Univ. Notre Dame, IN, USA) ,  KRANZ David M. (Univ. Illinois at Urbana-Champaign, IL, USA)
資料名： Protein Engineering Design & Selection  (Protein Engineering Design & Selection)
巻： 24  号： 3-4  ページ： 361-372  発行年： 2011年03月 
JST資料番号： T0854A  ISSN： 1741-0126  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 完全長の抗体分子と比べたscFv断片の様に,2つの結合したV領域VαとVβを持つT細胞受容体(TCR)の類似型,scTvは,完全長のTCR型と比較して,可溶性蛋白質発現,治療目的の遺伝子操作のために,重要な利点を潜在的に供与する。2つの安定化したscTv断片,すなわち,ヒトT細胞リンパ増殖性ウイルスTax蛋白質由来のペプチドに特異的なA6scTvとヒト免疫不全ウイルスGag蛋白質由来のペプチドに特異的な869scTvの変異体の分離を記載した。両scTvは例外的に安定なVαドメイン,Vα2が使用された。さらに,Vα2の位置49の残基が熱安定性と対応するscTvのVβドメインの安定性に影響することを明らかにした。2つのscTv断片は大腸菌で,可溶型で発現され,抗原提示細胞上のHLA-A2に結合したそれらの同族ペプチドを特異的に認識できた。

シソーラス用語： *T細胞受容体 ,  遺伝学実験技術 ,  HLA-A ,  生物進化 ,  可溶化 ,  *結合部位 ,  アミノ酸配列 ,  遺伝子操作 ,  融合タンパク質
準シソーラス用語： HLA-A2 ,  *可変領域 ,  酵母ディスプレー ,  定向進化

分類 (1件)： 遺伝子操作  (EC02050B)

タイトルに関連する用語 (6件)： T細胞受容体 ,  発現 ,  ヒト ,  可変領域 ,  同定 ,  遺伝子操作