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J-GLOBAL ID：201102282474213272   整理番号：11A0791654

運動の軌跡のための視点の最適化に関する一手法

A Method of Locating Optimal Viewpoint for Trajectory of Motion

著者 (3件)： 竹林佑介 (大阪工大 大学院情報科学研究科) ,  西尾孝治 (大阪工大 情報科学) ,  小堀研一 (大阪工大 情報科学)
資料名： 設計工学  (日本設計工学会誌)
巻： 46  号： 4  ページ： 218-223  発行年： 2011年04月05日 
JST資料番号： S0898A  ISSN： 0919-2948  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 時系列情報を含むデータの1つである数値流体力学で得られる粒子の動きを対象とし,3次元空間内の粒子の動きを表す運動の軌跡から軌跡の形を把握しやすい最適視点を求めた。提案した手法は,まず,初期視点群の作成を行い,初期視点群の絞り込み,最適視点の決定を行った。提案手法の有効性を検証するために,様々な運動の軌跡に対して最適な視点を求める実験を行った。すなわち,まず,提案手法で得られる良い視点と悪い視点との比較実験を行い,主成分分析により初期視点群から視点候補群を絞り込むことが有効であるかどうかを調べた。さらに,複数の軌跡が存在する状況でも提案手法が有効であるかどうかを調べた。その結果,空間中の運動の軌跡からその運動の状態を理解できる視点が得られることを確認できた。

シソーラス用語： 観察 ,  視認 ,  最適化 ,  *軌跡 ,  運動 ,  静止画像 ,  *移動体 ,  画像 ,  時系列 ,  主成分分析
準シソーラス用語： タイムライン画像 ,  運動軌跡 ,  *最適視点 ,  物体の運動

分類 (1件)： 図形・画像処理一般  (JE04010I)

引用文献 (12件)：

• TAKAHASHI, S. A Feature-Driven Approach to Locating Optimal Viewpoints for Volume Visualization. Proceedings of IEEE Visualization, 2005. 2005, 495-502
• YAMAUCHI, H. Towards Stable and Salient Multi-View Representation of 3D Shapes. Proceedings on IEEE International Conference on Shape Modeling and Applications, 2006. 2006, 265-270
• LARAMEE, S. R. Image Space Based Visualization of Unsteady Flow on Surfaces. Proceedings of IEEE Visualization, 2003. 2003, "18:1"-"18:8"
• SADLO, F. Visualization Tools for Vorticity Transport Analysis in Incompressible Flow. Proceedings of IEEE Visualization, 2006. 2006, 949-956
• AGRAWALA, M. Designing Effective Step-By-Step Assembly Instructions. ACM Transactions on Graphics. 2003, 22, 3, 828-837

タイトルに関連する用語 (5件)： 運動 ,  軌跡 ,  視点 ,  最適化 ,  手法