抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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電磁遮蔽で高い効果を得るには妨害波源の完全シールドが理想だが,一般に電源供給や通気孔のために開口部は避けられない。このため,波長に比べて大きい/小さい開口部に電磁波が入射すると開口面積分の電力/開口面積分より少ない電力が透過する基本特性を,円形開口の電気/磁気分極率の計算式と共に示し,その電磁遮蔽効果を求め,多孔性開口を採用しても同様な効果が得られ,開口率を保ち円形開口径を半分にすれば6dB改善することを示した。結論として開口部の電磁遮蔽対策には遮蔽材の厚みを増し開口部の伝送損失を増加させる,特に,長方形開口部では長辺方向を入射波の磁界と直交するよう配置すれば高い効果が得られることを示した。