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J-GLOBAL ID:201102282902177332   整理番号:11A0111546

インプルームNd:YAG-PLD法によるIBAD-MgO基板上へのYBa2C3Oy膜作製

著者 (7件):
資料名:
巻: 83rd  ページ: 16  発行年: 2010年12月01日 
JST資料番号: G0564B  ISSN: 0919-5998  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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Nd:YAGレーザーは初期コスト,ランニングコストが安価なため,工業応用に有利である。また,今後,超伝導線材の実用化では,省資源・高速での線材作製も重要となってくることが予想される。本報告では試料作製における収率の向上を目的とし,その方法としてインプルーム法を用いてYBCO膜の作製を行った。YBCO膜はNd:YAG-PLD法を用いて10mm2のIBAD-MgO基板上に作製し,ターゲット-基板間距離(dt-s),酸素圧力(Po2)に対して,超伝導特性及び収率を評価した。なお,膜厚は全て400nmとした。これまで我々のグループで得られている最適条件dt-s=40mm,Po2=40Paで作製したYBCO膜の収率が7.69%であったのに対し,dt-s=20mm,Po2=200Paで作製した試料の収率は18.96%を示した。また,XRDの結果から作製した全ての試料は,良好な2軸配向であることが確認できた。作製した試料のTc,JcはYBCO膜の中央で80.1K,0.13MA/cm2で,端部では88.3K,1.81MA/cm2であった。また,端部の成膜レートは中央に比べ1/5であり,超伝導特性および膜厚が不均一であった。この問題を解決するためにターゲット法線を鉛直方向に対して傾けることでプルームを歳差運動させた。これにより,Tc,Jcはそれぞれ端部・中央共に86.8K,1.62MA/cm2程度を示し,端部の成膜レートは線材中央に比べ2/3まで向上し,超伝導特性と膜厚の均一性が向上した。しかし,この値は最適条件でのTc=89.7K,Jc=2.07MA/cm2と比べ低い。今後,Tc,Jcの向上のため,組成の最適化などを検討する予定である。(著者抄録)
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分類 (2件):
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酸化物薄膜  ,  酸化物系超伝導体の物性 
タイトルに関連する用語 (6件):
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