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J-GLOBAL ID:201102283007538920   整理番号:11A0931944

ナマズ(Order Siluriformes)のボーカルと無音クレード間の胸びれの脊椎形態における差異

Differences in pectoral fin spine morphology between vocal and silent clades of catfishes (Order Siluriformes): Ecomor-phological implications
著者 (4件):
資料名:
巻: 56  号:ページ: 73-89  発行年: 2010年 
JST資料番号: C2457A  ISSN: 1674-5507  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 英語 (EN)
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摩擦音生成行動はナマズ科で広範囲であるが,ある種は無音である。どうしてかを理解するために,脊椎の形態と無音及びボーカルクレードの生態型を比較した。撹乱行動中の検査検体のボーカル能を測定した。ボーカル家系はやせこけた(流動性がないかセグメント化)脊椎を有し,よく発達した前部及び/あるいは後部鋸歯状であり,統計的に有意により長い脊椎であった。ボーカル種と無音種間の胸の脊椎近接端部の形態を比較した。ボーカル分類群にとって,微視的な円形あるいは翼状のリッジあるいはこぶが背側のプロセスに存在した。無音種の殆どは専ら滑らかでうずまき型あるいはハニカム状の表面は極めて脊椎-ロッキング表面に類似し,あるいはこれらは新規な表面(小粒,空胞,糸引き)を有した。殆どのカリクチス科はリッジを有したが,殆どは撹乱中無音であった。全てのdoradid,殆どのauchenipterid及び殆どのmochokid種はボーカル型であり,リッジあるいはこぶを有した。Auchenipteridaeの中で,ボーカル種はより大きな重量の脊椎を有し,のこぎり歯が発達していたが,長くはなかった。無音auchenipteridは,たったひとつの縁部での薄くて脆く少ない微視的な鋸歯状にセグメント化した脊椎を有し,高度に少ない背側のプロセスは,いかなる公知のボーカル形態が欠けていた。無音auchenipteridsが派生し,漂泳性であり,一方全てのボーカル属は基底であり,benthopelagicであった。この結果はナマズの中で摩擦発音機構ロスの最初の系統学的証拠である。ボーカル能の系統学のマッピング,脊椎の状態及び生態型は,無音及びボーカル分類群,短い及び長い脊椎,クレード内の生態型シフトの繰り返しの存在を明らかにした。外見及びボーカル行動のロス及び支持する形態は,ナマズ間の多様化を促進させる可能性がある[Current Zoology 56(1):73~89,2010]。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (1件):
分類
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動物形態学・解剖学一般 

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