網羅的界面設計を用いたβ3インテグリン柄における相互作用ホットスポットの同定

DONALD Jason E.; ZHU Hua; LITVINOV Rustem I.; DEGRADO William F.; BENNETT Joel S.

文献

J-GLOBAL ID：201102283414292420 整理番号：11A0140544

網羅的界面設計を用いたβ3インテグリン柄における相互作用ホットスポットの同定

Identification of Interacting Hot Spots in the β3 Integrin Stalk Using Comprehensive Interface Design

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資料名：
巻： 285 号： 49 ページ： 38658-38665 発行年： 2010年12月03日
JST資料番号： E0038A ISSN： 0021-9258 CODEN： JBCHA3 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：アメリカ合衆国 (USA) 言語：英語 (EN)

β3インテグリンの柄領域と相補的αIIbおよびαvインテグリンサブユニット間の界面における相互作用ホットスポットを,網羅的界面設計を用いたコンピュータ解析により探索した。Rosettaプログラムを用いたアラニンスキャニングおよびアルゴリズム設計により,安定性に影響を与えるアラニン置換変異が同定できた。これらの変異はαIIbβ3あるいはαvβ3界面に幅広く存在した。αIIbβ3を不安定化すると予想された変異体を発現したチャイニーズハムスター卵巣(CHO)細胞は,フィブリノーゲン結合能が増加していた。それ以外の変異はフィブリノーゲン結合には影響しなかった。αvβ3を不安定化するがαIIbβ3には影響しない変異は,αvβ3へのオステオポンチン結合を増加させたが,αIIbβ3へのフィブリノーゲン結合には影響しなかった。ここで用いた手法により機能的に重要なインテグリン変異を同定できることが分かった。

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蛋白質・ペプチド一般

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