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J-GLOBAL ID：201102283452542074   整理番号：11A0871314

ヒマラヤ山地を流れるGanges川生態系内の食物連鎖

Food chains of Ganga River ecosystems in the Himalayas

著者 (1件)： NAUTIYAL Prakash (H.N.B. Garhwal(Central) Univ., Srinagar, IND)
資料名： Aquatic Ecosystem Health & Management  (Aquatic Ecosystem Health & Management)
巻： 13  号： 4  ページ： 362-373  発行年： 2010年10月 
JST資料番号： W1169A  ISSN： 1463-4988  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 北半球の食物連鎖に関する従来の知識や実測データは大部分が温帯地方の森林を流れる小河川の実測デ-タに依存した。インド国内を流れる大河川のGanges川は水源がヒマラヤ山地に立地する為,近年は水温やpH,塩基度,栄養素やBOD濃度が漸増する。流速や混濁度,溶存酸素濃度は漸減する為,河成堆積物内に生息する底生動物や遊泳生物の魚類個体群を実測した。Ganges川の水源流域は従属栄養性魚類が多く,植食性や沈砂食性の食物連鎖が主体であった。河川流域の食物連鎖は短く単純で,中流や下流域は大型無脊椎動物個体群が食物連鎖で大きく機能した。流域に応じ従属栄養性から独立栄養性に生態遷移する為,中流や下流域の食物連鎖は複雑であった。

シソーラス用語： 山地河川 ,  *河川調査 ,  *食物連鎖 ,  底生動物 ,  無脊椎動物 ,  *ポピュレーションダイナミックス ,  底質調査 ,  生態遷移 ,  従属栄養 ,  独立栄養 ,  生息分布 ,  ヒマラヤ ,  インド ,  環境効果 ,  遊泳生物 ,  河成堆積物 ,  魚類 ,  河川
準シソーラス用語： Ganges川

分類 (3件)： 個体群生態学  (EE03030S) ,  動物に対する影響  (EE04040K) ,  異種生物間相互作用  (EE01050A)

タイトルに関連する用語 (5件)： ヒマラヤ ,  山地 ,  Ganges川 ,  生態系 ,  食物連鎖