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J-GLOBAL ID：201102283515481410   整理番号：11A1187381

都市部における街区公園の使われ方の調査 神奈川県内都市部での子どもの居場所調査

著者 (4件)： 浅見美穂 (神奈川県建築士会) ,  佐藤里紗 (神奈川県建築士会) ,  関口佐代子 (神奈川県建築士会) ,  氷室敦子 (神奈川県建築士会)
資料名： こども環境学研究  (Journal of Association for Children's Environment)
巻： 1  号： 2  ページ： 46-51  発行年： 2005年12月20日 
JST資料番号： L8175A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本稿の調査の特色は,街区公園のある地域に暮らす生活者の視点を持った建築士が行ったことである。街区公園とは誘致距離250m以内の範囲で,面積2,500m²を標準とする公園をいう。調査を行った街区公園は8箇所である。利用者数を見ると,幅広い世代の人々が活発に利用している公園と閑散としている公園に分かれる。世代別の利用を見ると,ほとんどの公園で子どもの利用が大人(15歳以上)より多い。利用者の少ない街区公園の要因は変質者が出たこと,管理が行き届いていないことにあった。街区公園は子どもを通じて,母親のコミュニケーションの場であることもわかった。子どもにとって利用しやすい条件とは,街区公園内の遊具・周辺環境が整備されていることの優位性が高かった。また住民によるコミュニティ形成が成熟している地域が一様に街区公園の整備状況が良好であった。

シソーラス用語： *都市公園 ,  *利用調査 ,  神奈川県 ,  *子供 ,  遊び場 ,  実態調査 ,  事例研究 ,  平面計画 ,  利用者 ,  休暇 ,  *玩具 ,  *住環境 ,  年齢差 ,  地域差 ,  日変化 ,  面接調査
準シソーラス用語： 居場所 ,  街区公園

分類 (1件)： 公園,造園,緑化  (RD04020Y)

引用文献 (7件)：

• 三輪津江、仙田満、矢田努:「こどものあそび空間発生性に関する研究 大都市市街地におけるこどものあそび環境実態調査データに基づく分析」、日本建築学会計画系論文集、第539号、pp187-294、2001.1
• 谷口新、仙田満、天野克也:「東京都23区部及び27市部における公園整備特性の類型化と幼児童対象のあそび場の位置づけ」、日本建築学会建築計画委員会地域施設計画小委員会、No.18、pp283-288、2000.7
• 金谷加奈子、宇野浩三、川田里絵、他:「子どもの生活と遊び環境に関する研究(3)子どもと大人の夏の遊び環境・公園の利用と意向」、日本建築学会北海道支部研究報告集、No72、pp325-328、1999.3
• 山田聡志、無漏田芳信、吉川博司:「タイプ別公園の問題点と町内会利用」、日本建築学会大会学術講演梗概集、E-1、pp353-354、1998.9
• 無漏田芳信、山田聡志、工藤亮:「町内会の屋外活動と公園の関わり方 都市における街区内公園整備に関する研究・その2」、日本建築学会中国支部研究報告集、No21、1998.3、pp449-452

タイトルに関連する用語 (7件)： 都市部 ,  街区 ,  公園 ,  調査 ,  神奈川 ,  子ども ,  居場所