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J-GLOBAL ID：201102283875871635   整理番号：11A1769444

タービン発電機における固定子ティーススリットによる損失低減効果に関する基礎検討 -実機の解析結果と基礎実験結果の比較-

Basic Study on Loss Reduction Effect by Stator-Teeth Slits in Turbine Generators -Comparison between Calculated Results of Generators and Basic Experiments-

著者 (6件)： 山崎克巳 (千葉工業大学) ,  西岡一吉 (千葉工業大学) ,  中原明仁 (日立製作所) ,  古川陽子 (日立製作所) ,  高橋和彦 (日立製作所) ,  籔本政男 (新日本製鐵)
資料名： 電気学会論文誌 D  (IEEJ Transactions on Industry Applications)
巻： 131  号： 11  ページ： 1284-1291 (J-STAGE)  発行年： 2011年 
JST資料番号： X0451A  ISSN： 0913-6339  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： タービン発電機において,積層鉄心の占拠率と導電率を考慮した実機の電磁界解析と鉄心の端部を模擬した基礎実験装置の実験結果から,固定子鉄心端部のティースに施したスリットの面内渦電流損低減効果に与える鉄心の表皮効果の影響を明らかにした。その結果,基礎実験装置での鉄損の測定結果と電磁界解析結果はよく一致し,本解析法の妥当性が立証された。また,鉄心の表皮効果の影響が少ないほど,スリットによる面内渦電流損低減効果が高くなることが判明した。スリットによる面内渦電流損低減効果は,鉄心が磁気飽和するほど,また周波数が低いほど高くなる。

シソーラス用語： *交流発電機 ,  *固定子 ,  表皮効果 ,  電磁場解析 ,  磁心 ,  *渦電流損 ,  磁気飽和 ,  間隙 ,  積層構造 ,  有限要素法 ,  数値解析
準シソーラス用語： *タービン発電機 ,  スリット【構造】

分類 (1件)： 発電機  (NB07020J)

引用文献 (21件)：

• (1) B. C. Mecrow and A. G. Jack: “The modelling of segmented laminations in three dimensional eddy current calculations”, IEEE Trans. Magn., Vol. 28, No. 2, pp. 1122-1125 (1992)
• (2) R. Mizokami, M. Muraoka, and H. Hiwasa: “Eddy Current Analysis of the Coil End of 2 Pole Turbine Generator”, The Papers of Technical Meeting on Rotating Machinery, IEE Japan, RM-97-82 (1997) (in Japanese)
• 溝上良一・村岡政義・日和佐寛道:「2極タービン発電機コイルエンド部のうず電流損失解析」, 電学回転機研資, RM-97-82 (1997)
• (3) 溝上良一・木村 誠・村岡政義:「新系列2極空気冷却タービン発電機の電磁界解析」, 富士時報, Vol. 72, No. 5, pp. 271-274 (1999)
• (4) M. Fujita, T. Tokumasu, H. Nakamura, S. Nagano, A. Baba, and S. Takahashi: “Eddy Current Analysis of the Stator End Region of 4 Pole Turbine Generator”, The Papers of Technical Meeting on Rotating Machinery, IEE Japan, RM-02-35 (2002) (in Japanese)

タイトルに関連する用語 (7件)： タービン発電機 ,  固定子 ,  損失 ,  低減効果 ,  基礎 ,  解析結果 ,  基礎実験