抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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塑性加工とは金属材料に荷重を加え,永久的に変形が生じる性質を利用した加工法である。本研究では,中学校現場にて社会で利用されている塑性加工技術を実践することで,中学生に新鮮さと驚きを与えることをねらいとする。そして現在の中学生の金属加工に対する既存概念の調査を基に,動力源に学校現場に設置されている機械旋盤を利用したへらしぼり加工器具の製作を通して,塑性加工に対する認識を深めることができる教材の開発を行った。調査結果から溶融加工だけではなく塑性加工に対する知識や理解を深める必要があると考える。へらしぼり加工器具として,押し当てて成形するへらと金型の製作を行った。製作したへらしぼり加工器具を用いて,へらしぼり加工実験を行った。調査した生徒の実態を踏まえ,中学校にて,へらしぼり加工の動作映像を交えた授業を実践する予定である。今後授業実践を通じた検証を行うとともに,生徒自身がへらしぼり加工を体験して作品製作ができるような教材開発へと繋げる。