文献
J-GLOBAL ID:201102284245275054   整理番号:11A1568568

ウメにおける休眠に関連するPmDAM遺伝子の機能・発現解析

Functional and Expressional Analyses of PmDAM Genes Associated with Endodormancy in Japanese Apricot
著者 (7件):
資料名:
巻: 157  号:ページ: 485-497  発行年: 2011年09月 
JST資料番号: C0606A  ISSN: 0032-0889  CODEN: PLPHA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
木本植物における芽の休眠は多年生の生育サイクルにおいて重要な役割を果たしている。筆者らはこれまでに休眠制御遺伝子の候補として,ウメの休眠状態の側芽において発現しているMADS box遺伝子であるDORMANCY-ASSOCIATED MADS box6 (PmDAM6)を同定していた。本研究において筆者らはPmDAM6遺伝子を形質転換ポプラに過剰発現させることによって生育阻害機能を示すことを実証した。恒常的にPmDAM6を発現する形質転換ポプラは生育が停止し頂芽を着け,PmDAM6の生育阻害機能を示している。ウメのゲノムにおいて,転写抑制ドメインとして機能することが知られている,保存された両親媒性の抑制モティーフをC末端にもつ6つの直列に並んだPmDAM遺伝子(PmDAM1-PmDAM6)を同定し,これは,これら全てが転写抑制因子として作用することを示唆した。発現の季節変動と秋における低温処理は全てのPmDAMsは低温処理期間中発現が抑制され,休眠が打破されるまでの間発現が低く維持されていた。さらにPmDAM4からPmDAM6の短期間の低温暴露に対する応答は遺伝型によって多様であった。High-chill型では短期間の低温暴露はわずかにPmDAM4-PmDAM6の発現が上昇していたが,low-chill型では同様の処理はPmDAM4-PmDAM6の発現抑制を引き起こした。さらにPmDAM4-PmDAM6の発現は休眠打破と負の相関が見られた。本論文ではPmDAMsの休眠への関与と多様な低温要求性の関係において,遺伝型依存的なPmDAMs発現の季節変動について議論している。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
植物生理学一般 
タイトルに関連する用語 (3件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る