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J-GLOBAL ID:201102284475234438   整理番号:11A1664525

日本のイモリCynops pyrrhogasterの真の秋交配の証拠

Evidence for True Fall-mating in Japanese Newt Cynops pyrrhogaster
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巻: 28  号: 10  ページ: 758-763  発行年: 2011年10月01日 
JST資料番号: F0012B  ISSN: 0289-0003  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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日本のアカハライモリCynops pyrrhogasterの繁殖期は,他の多くの日本の両生類のように,6月から4月の間の春から初夏における年に一度であると一般的に考えられている。しかし,秋の9月から10月に,しばしば野外で雌と交尾行動を示す雄を観察することがある。本研究では,真の繁殖季節を同定するために,雌の総排泄腔受精嚢を含む生殖腺と生殖器官の年間の成熟サイクルを分子マーカーを用いて解剖学的および組織学的に調べたところ,精子の季節的な起源が同定され,受精のための精子は春に放出されることが分かった。秋には卵巣はやや未成熟であるが,精巣は成熟しており精子はすでに精管に貯蔵されていることが分かった。10月に調べた雌の約80%は受精嚢に相当量の精子を貯蔵しており,12月には100%となった。冬眠の後に雄と接触する前の3月に人為的に排卵させた場合,雌は受精卵を産み,これらは正常に発生した。最後に,胚の異なる2つの集団を区別するため,視覚色素遺伝子のヘテロ接合体遺伝子型を同定した。これは,産卵までに秋には同一集団の雄と接触させ,春には別の集団の雄との接触に切り替えた雌から由来したものである。そのため,この種における真の交配期は秋から初夏であり,冬だけ中断され,一般的に信じられていたよりも長く,6か月(10月から6月まで)続くと結論した。(翻訳著者抄録)
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