抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
都市の中の喫煙空間について検討した。健康増進法の施行(2003年)により公共の場における禁煙化が進行し,禁煙スペースが少なくなってきた。路上喫煙防止条例の施行に伴い,歩行空間を狭くしてしまっている。既存の喫煙所の利用実態を把握した上での対策として,屋外では喫煙所の敷地面積を広げて整備し,明るい喫煙所をつくる。屋内では,喫煙空間と禁煙空間を分ける仕切りを設ける事が最も効果的である。渋谷区は,渋谷区分煙ルールを定め,「分煙ルール重点地区」を指定した結果,「渋谷駅前」では,吸殻のポイ捨てが少なくなった。秋葉原駅では,有料トイレに付設して無料喫煙スペースを造った。将来の都市における喫煙空間のあるべき姿は,非喫煙者と喫煙者が「共存」できる喫煙空間である。