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J-GLOBAL ID：201102284580558168   整理番号：11A1188344

Kluyveromyces lactisでのヘパラン硫酸スルホトランスフェラーゼの発現及び3′-ホスホアデノシン5′-ホスホ硫酸の調製

Expression of heparan sulfate sulfotransferases in Kluyveromyces lactis and preparation of 3′-phosphoadenosine-5′-phosphosulfate

著者 (5件)： ZHOU Xianxuan (Univ. North Carolina, NC, USA) ,  CHANDARAJOTI Kasemsiri (Univ. North Carolina, NC, USA) ,  PHAM Truong Quang (Univ. North Carolina, NC, USA) ,  LIU Renpeng (Univ. North Carolina, NC, USA) ,  LIU Jian (Univ. North Carolina, NC, USA)
資料名： Glycobiology  (Glycobiology)
巻： 21  号： 6  ページ： 771-780  発行年： 2011年06月 
JST資料番号： W0050A  ISSN： 0959-6658  CODEN： GLYCE3  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ヘパラン硫酸は高度に硫酸化された多糖で哺乳類細胞表面の主要構成要素で血液凝固,炎症反応を制御する役割があり,ヘパリンとして臨床では使用されている.また安全性の理由からブタから抽出した天然型ヘパリンではなく合成ヘパリンが望まれているがスルホトランスフェラーゼとその補因子,3′-ホスホアデノシン5′-ホスホ硫酸(PAPS)が入手しにくいため実現が困難になっている.そこで本報では酵母の一つであるKluyveromyces lactisでのスルホトランスフェラーゼの発現を試みた.その結果5種類の酵素発現に成功し,アデノシン5′-三リン酸からPAPSをグラムスケールで調製することが出来た.これらの結果からヘパリンの大量合成実現への可能性が示唆された.

シソーラス用語： ヘパラン硫酸 ,  Kluyveromyces lactis ,  *硫黄トランスフェラーゼ ,  *ヘパリン ,  酵素誘導 ,  生合成 ,  遺伝子発現 ,  酵素活性度 ,  アデニンヌクレオチド ,  プリンヌクレオチド ,  リボヌクレオチド
準シソーラス用語： *スルホトランスフェラーゼ

分類 (2件)： 糖質・糖鎖一般  (EB06010I) ,  酵素一般  (EB09010D)

物質索引 (2件)： PAPS ,  アデノシン5′-三りん酸

タイトルに関連する用語 (6件)： Kluyveromyces ,  ヘパラン硫酸 ,  スルホトランスフェラーゼ ,  発現 ,  3′-ホスホアデノシン5′-ホスホ硫酸 ,  調製