抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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セルロースナノファイバを使用した透明高熱伝導フィルムの開発((株)日立製作所)を以下の項目により紹介した.1)セルロースナノファイバ:直径50~100nmの繊維状結晶・高アスペクト比・ヤング率はアラミド繊維並み・熱膨張係数が石英ガラス並み・2.9W/mKの高熱伝導性・屈折率1.6(図),セルロースナノファイバ調製工程,2)透明高熱伝導性フィルムの特性:I]透明性(可視光線透過率70~80%,セルロースナノ粒子分散フィルムの透過率計算曲線,異なる樹脂屈折率の透明高熱伝導フィルムの透過率曲線比較,図),II]熱伝導率(セルロースナノファイバの面内方向への優先配向により高熱伝導性を示す,サーモグラフ,図),他の透明樹脂との熱伝導率比較で当フィルムは透明樹脂の2~5倍の熱伝導率(図),熱伝導率のセルロース分率依存性(図),高アスペクト比充填材の高熱伝導性への寄与(図),III]弾性・熱寸法安定性(貯蔵弾性率および熱ひずみ温度依存性,高温での弾性率低下が少なく高弾性率維持,温度上昇によるひずみ増加が小さく寸法安定性に寄与,図).