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J-GLOBAL ID:201102284694435686   整理番号:11A0480859

電気紡糸ポリアクリロニトリルからの強い炭素ナノファイバ

Strong carbon nanofibers from electrospun polyacrylonitrile
著者 (3件):
資料名:
巻: 49  号:ページ: 1710-1719  発行年: 2011年04月 
JST資料番号: H0270B  ISSN: 0008-6223  CODEN: CRBNA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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150~500nmの直径とセンチメートルの桁の長さを持った強い炭素ナノファイバを,電気紡糸ポリアクリロニトリル(PAN)から実現した。引張り強度は1400°Cの炭化温度で最大値に達したが,弾性率は1700°Cまで単調に増加した。ほとんどの炭化温度で,ナノファイバ直径の減少に伴って,両方の性質は増加した。1400°Cで炭化した個々のナノファイバから測定した引張り強度と弾性率は,それぞれ平均で3.5±0.6GPaと172±40GPaであったが,いくつかのナノファイバは2%の破断歪みと4.5GPaを超える強さに達した。1400°Cで生産した炭素ナノファイバの平均の引張り強度と弾性率は,従来の報告よりもそれぞれ6倍と3倍も高かった。強いPANナノファイバをもたらす最適な電気紡糸パラメータと,以前に報告されたコア-シェル構造と対照的に,滑らかな炭素ナノ繊維表面をもたらす最適な安定化と炭化温度によって,これらの高い機械的性質値が達成された。800~1700°Cの間で3層から8層へ増える平均厚さを持つ乱層炭素微結晶は,弾性率と引張り強度を改良したが,それらの大きなサイズや不連続な形,およびランダム配列は1400°Cより高い炭化温度での引張り強度を減少させた。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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その他の紡糸・製糸  ,  炭素とその化合物 
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