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J-GLOBAL ID：201102285012137006   整理番号：11A1460263

馬搬作業の搬出功程と土壌への影響-小規模な搬出工程における馬搬作業の可能性-

著者 (4件)： 立川史郎 (岩手大 農) ,  瓜田元美 (林野庁 北海道森林管理局) ,  渡邊篤 (岩手大 農) ,  澤口勇雄 (岩手大 農)
資料名： 東北森林科学会誌  (Tohoku Journal of Forest Science)
巻： 16  号： 1  ページ： 1-6  発行年： 2011年05月31日 
JST資料番号： L3143A  ISSN： 1342-1336  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 2009年に宮城県大衡村と仙台市泉区で実施した現地調査と,国内外の馬搬作業に関する動向を検討して,日本の馬搬作業の存続可能性を考察した。馬搬作業の搬出功程は,距離50~500mで2.5~12m³/日であり,小型運材車と大差無かった。馬搬作業は木寄せ・積込・荷降ろし作業が全作業時間の4~7割を占める,労働負担の高い作業であったが,作業路の作設が不要であり,土壌の締め固めが非常に小さい利点があった。日本の小規模の搬出現場に適合した環境負荷の少ない方法として,今後の存続可能性有りと結論した。

シソーラス用語： *運搬 ,  ウマ ,  存在性 ,  *運材 ,  現地調査 ,  集材 ,  積込み ,  行為 ,  作業時間 ,  比率 ,  労働 ,  林道 ,  *土締固め ,  適応性 ,  土壌物理特性 ,  宮城県 ,  土壌硬度 ,  搬出 ,  道路
準シソーラス用語： 荷下ろし ,  現場適合性 ,  作業路 ,  *小型運材車 ,  存続可能性 ,  *馬搬作業 ,  搬出距離 ,  *搬出工程 ,  搬出量 ,  木寄せ ,  労働負担

分類 (1件)： 伐木,造材  (FF04000W)

引用文献 (14件)：

• Berglund, B., Herlitz, A. and Edenhamn, A. (1993) The horse and grapple loader wagon. Small Scale Forestry 2/93: 3-6.
• 藤森隆郎(2003)新たな森林管理:持続可能な社会に向けて. 428DD,全国林業改良普及協会.東京.
• Jamshidi, R., Jaeger, D., Raafatnia, N. and Tabari, M. (2008) Influence of two ground-based skidding systems on soil compaction under different slope and gradient conditions. International Journal of Forest Engineering 19 (1): 9-16.
• Pinney, C. (2010) British horse loggers (http://www.britishhorseloggers.org/).
• 小野耕平(1998)一馬力の森林作業.山林1367:49-57,

タイトルに関連する用語 (4件)： 馬 ,  搬出 ,  土壌 ,  可能性