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J-GLOBAL ID：201102285028939781   整理番号：11A1001700

東アジアにおける道路交通活動に関連したNO₂とNO_Xレベルの長期的傾向及びそれらの排出比

Long-term trend in NO₂ and NO _x levels and their emission ratio in relation to road traffic activities in East Asia

著者 (3件)： SHON Zang-ho (Dep. of Environmental Engineering, Dong-Eui Univ., Busan 614-714, KOR) ,  KIM Ki-hyun (Dep. of Environment and Energy, Sejong Univ., Seoul 143-747, KOR) ,  SONG Sang-keun (Div. of Earth Environmental System, Pusan National Univ., 30 Jang Jeon Dong, Geum Jeong Gu, Busan 609-735, KOR)
資料名： Atmospheric Environment  (Atmospheric Environment)
巻： 45  号： 18  ページ： 3120-3131  発行年： 2011年06月 
JST資料番号： C0382D  ISSN： 1352-2310  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 14年間(1996~2009)に亘って韓国のソウルにおける7箇所の都市域路側(U-RS)及び7箇所の都市域背景場所(U-BG)において収集した大気中の監視データ(NO,NO₂,NO_X及びO₃など)を用いて交通活動に関連したNO₂のNO_Xへの比の長期傾向を解析した。一般に,NO₂濃度の経時的傾向は風上,風下の如何にかかわらずNO_Xのそれよりも明瞭ではない。しかしながら,その相違を統計的に精査すると,ほんの数例しか有意ではない。NO₂のNO_X排出への比の平均はこの研究期間中に7箇所のU-RSにおいてすこし変化し,その範囲は0.11から0.19であった。一般に,U-RSにおいては,NO_X排出におけるNO₂の相対的な画分f(NO₂)は下方向への傾向(-0.008/yの勾配)を示した1サイトを除いては有意な年間傾向はみられなかった。他方,f(NO₂)の日変化は自動車の運転条件及び燃料タイプによって影響されるようである。この研究の総括的結果から,ディーゼル粒子フィルタ(DPF)あるいはディーゼル酸化触媒(DOC)等の排出規制戦略はU-RSサイトにおいてf(NO₂)値に直接的な影響を持つはずであることが示唆される。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 東アジア ,  *道路交通 ,  状態 ,  二酸化窒素 ,  *酸化窒素 ,  経時変化 ,  統計解析 ,  日変化 ,  微粒子 ,  パティキュレートトラップ ,  触媒 ,  *大気汚染 ,  大韓民国 ,  酸化触媒 ,  排出規制 ,  ソウル ,  動向 ,  ディーゼル排気微粒子 ,  制御装置
準シソーラス用語： 傾向 ,  ディーゼル排気粒子

分類 (3件)： 気圏環境汚染  (SB03020M) ,  道路輸送・サービス一般  (TB01010O) ,  都市問題,都市防災  (RD01030O)

タイトルに関連する用語 (7件)： 東アジア ,  道路交通 ,  活動 ,  NO2 ,  NOX ,  長期 ,  傾向