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J-GLOBAL ID:201102285280515161   整理番号:11A0987250

ナノ粒子/ファイバの製造方法 超音速エアノズルを用いたナノ粒子の湿式分散

著者 (4件):
資料名:
巻: 55  号:ページ: 338-341  発行年: 2011年06月01日 
JST資料番号: L0473A  ISSN: 0914-2703  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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超音速湿式ジェットミルは,圧縮空気をラバルノズルへ供給し,スラリーをノズル内部へ供給して,超音速エアジェットとの速度差でノズル内で微細液滴となり,超音速まで加速されて硬質板へ衝突する。スラリーは排気回収部でエアと分離される。圧縮空気設定圧力は0.3~0.6MPa,スラリー供給量は3~12L/hから選択する。噴射液滴の速度と径は位相レーザドップラ分析計で評価する。水を用い,エア供給圧力0.6Mpa,水流量3L/hで,平均速度は427m/s,算術平均径7.1μmで,液滴は超音速まで加速された。供給圧力の増加に伴い速度は増加傾向にあり,液滴径変化は小さい。粒子と空気が400m/sで噴射され,粒子比重を1.0としてソフトウェアで解析した。乾式ジェットミルでは,粒径5μm以下で衝突速度が急激に低下し,1μm粒子の衝突速度はほとんどゼロとなったが,湿式ジェットミルでは粒子サイズがナノサイズでも液滴の平均粒径が10μm程度のため,高速で衝突板へ衝突させられる。ゾルゲル法で合成したチタン酸バリウムで,スラリー供給量3.6L/h,エア供給圧力0.3MPaの場合,処理回数の増加に伴い平均粒径は小さくなり,5回処理で35nmまで分散できた。さらに処理を重ねると平均粒径は大きくなった。エア供給圧力0.4,0.6MPaでは,一次粒子まで分散する前に平均粒径が増大した。水熱法で合成されたチタン酸バリウムスラリーでは,スラリー供給量3.6L/hで,処理回数の増加に伴い平均粒径は小さくなり,エア圧力が高い条件で平均粒径が小さくなる傾向にあり,処理回数に対しスラリー温度の低下がみられた。水溶媒で粒子濃度2vol%,処理前平均粒径50μm,粉末重量に対し0.5wt%界面活性剤のアルミナ粒子処理で,エア供給圧力0.6MPa,スラリー供給量3.6L/hで,処理回数の増加に伴い微細化され,5回処理時3μm程度まで微細化された。エタノール溶媒で40wt%,一次粒径300nm界面活性剤1wt%の銀微粒子で,エア供給圧力0.6MPa,スラリー供給量6L/hにて分散処理し,処理回数の増加に伴い分散が進み,5回の処理で平均粒径1μmまで分散した。
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分類 (3件):
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固体の製造・処理一般  ,  セラミック・陶磁器の製造  ,  粉末製造 
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