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J-GLOBAL ID：201102285358231742   整理番号：11A1226187

バイパス通電加熱を用いたプレス成形による強度分布を有する超高張力鋼成形品の製造

Manufacturing of Ultra-High Strength Steel Formed ProductsHaving Strength Distribution by Stamping Using Bypass Resistance Heating

著者 (7件)： 森謙一郎 (豊橋技術科学大学) ,  KITTIKULMongkolkaji (豊橋技術科学大学大学院工学研究科) ,  前野智美 (豊橋技術科学大学) ,  内田光隆 (アイシン精機(株)車体生技部) ,  上薗俊 (アイシン精機(株)車体生技部) ,  林貴文 (アイシン精機(株)車体生技部) ,  野田篤志 (アイシン精機(株)車体生技部)
資料名： 塑性と加工  (Journal of the Japan Society for Technology of Plasticity)
巻： 52  号： 606  ページ： 801-805 (J-STAGE)  発行年： 2011年 
JST資料番号： G0076A  ISSN： 0038-1586  CODEN： SOKAB  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ダイクエンチ用鋼板の熱間プレス成形で強度分布を有する超高張力鋼成形品を製造するため,部分だけを冷却制御して加熱する部分ダイクエンチ法を開発した。加熱しない部分に電流を迂回させるバイパス通電加熱を用いて,加熱特性を調べるとともに,熱間ハット曲げ加工を行い,以下の知見を得た。1)バイパス通電加熱では,加熱が安定し,長さが等しくない領域も均一に加熱できる。2)電極またはバイパスから6mm離れた領域が焼入されて,500HV20の硬さを得ることができる。3)焼入を行いたい領域の割合が77%以下では,バイパス通電加熱の投入電力量は全体加熱より小さくなる。4)バイパス通電加熱では,底中央部は加熱されていないため穴抜き荷重は全体加熱の半分程度で,冷間成形とほぼ同じである。

シソーラス用語： *成形 ,  *抵抗加熱 ,  超強力鋼 ,  クエンチ ,  曲げ加工 ,  *プレス成形 ,  ハット曲げ
準シソーラス用語： *通電加熱 ,  超高張力鋼 ,  クエンチング

分類 (2件)： プレス加工  (WC04050H) ,  電熱  (NB11020Y)

引用文献 (8件)：

• 佐藤章仁. 塑性と加工. 2005, 46, 534, 548-551
• 杉山隆司. 塑性と加工. 2005, 46, 534, 552-555
• 小嶋啓達. 塑性と加工. 2005, 46, 534, 595-599
• NEUGEBAUER, R. CIRP Ann. 2006, 55, 2, 793-816
• 森謙一郎. 塑性と加工. 2008, 49, 564, 56-60

タイトルに関連する用語 (6件)： バイパス ,  通電加熱 ,  プレス成形 ,  強度分布 ,  高張力鋼 ,  成形品