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J-GLOBAL ID:201102285517882369   整理番号:11A1115972

マウスの嗅球における時計遺伝子Per1およびPer2の光応答性

Light responsiveness of clock genes, Per1 and Per2, in the olfactory bulb of mice
著者 (3件):
資料名:
巻: 409  号:ページ: 727-731  発行年: 2011年06月17日 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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齧歯類の嗅球(OB)は,視床下部の視交叉上核(SCN)においてマスター概日時計から独立して機能する自続性の概日性振動を持つことが示唆されてきた。しかしこのエキストラSCN時計の組織学および生理学のいずれもこれまで研究されていない。本研究では,OBにおける主要な時計遺伝子発現の日内変動および単一光刺激への応答性を調べた。本報告では,OBでの時計遺伝子,Per1,Per2およびBmal1の発現における有意の日内変動を示した。Per1およびPER2は,主にOBの僧帽細胞および顆粒細胞層において発現された。OBにおけるPer1およびPer2発現の光応答性は,頭頂皮質におけるものと異なっていた。Per1およびPer2の両者はl000ルックスの光パルスによってのみOBにおいて発現されたが,頭頂皮質においてPer1 mRNAを誘導するためには100ルックスの光で十分であった。興味深いことに,1000ルックスの光でも,頭頂皮質においてPer2 mRNAを誘導できなかった。特異的な時計遺伝子を通じて,単一の光刺激が異なる脳において種々の生理学機能を誘導することをOBおよび頭頂皮質における光へのこれらの時計遺伝子特異的なで脳領域依存性応答が示唆した。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
中枢神経系  ,  遺伝子の構造と化学  ,  蛋白質・ペプチド一般  ,  遺伝子発現 

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